親類が呼び起こす記憶
2013-12-23
デパートへ買物に行くこと。レストランでのお子様ランチ。
地下食料品売場の喧騒。
何か楽しみなものが、買ってもらえること。
久方に、母の買物に付き合い思い起こした記憶。
その場にあった"リカちゃん人形"。
ふざけて思わず投げつけた。
すると、解放されていた窓から外に飛び出した。
田んぼの表面に頭から突きささった。
人形の持ち主である従兄妹が、大泣きした。
実家のある街の駅。
外観は大きく変わった。
駅から実家までの道を歩くと蘇る、数知れない記憶。
青春時代の甘酸っぱさが、未だに味わえるような。
街は変われど、育って来た感覚はいつまでも身体の中に。
両親や兄弟。
そして従兄妹と会うことで、
呼び起こされる記憶。
自分の原点回帰となる貴重なとき。
距離に関係なく大切にしたい時間。
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