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ゼミのXmas会

2013-12-20
話題提供のみならず、
それを如何に語るかに個性が光る。
「絵本語り」を通してコミュニケーションが活性化する。
子どもたちに”お話”をする感覚。
家庭的なゼミの雰囲気が尚一層・・・

ゼミでXmas会を開いた。4月に新たに出逢った5人の学生たち。ちょうど先月末のこと、その中の二人に子どもたちへの「絵本語り」ボランティアに行ってもらった。僕が馴染みとする「イーハ・トーブ注文の多い料理店」店主の依頼によるものだ。その縁もあって、この店でXmas会を開催しようということになっていた。

Xmas会というと様々な趣向がつきものだ。大抵が”プレゼント交換”などであるが、今回は僕のゼミらしく、全員が「絵本語り」か「朗読」を提供するという余興を必須とした。研究室で自己紹介スピーチなどは行ったが、オーラルによって全員が「声」で演じることは初めてである。その余興を、ゼミ生たちも大いに楽しみにしていたようだ。

『はらぺこ青虫』『ぼうしをとったら』『にんじゃサンタ』『給食番長』『せかいでいちばんちいさな人魚』『つめたいよるに』(江國香織・短編小説)、そして僕は先日の小欄でも紹介した『サンタクロースっているんでしょうか』といった作品たち。それらを読む声が、レストランの個室に響いた。しばし時間も忘れ、日常も忘れ、豊かなファンタジーの時間が流れていった。

「絵本語り」や「朗読」は、確実にコミュニケーションを活性化する。子どもたちに対して実施すればそれは明白であるが、なかなか大人同士で実施することは稀かもしれない。「絵本は子どもが読むもの」という先入観が、日本では強く支配しているようだ。だがしかし、社会の垢にまみれてしまった大人であるからこそ、絵本の素朴な笑いや喜びに触れて、心を温める必要があるように思う。

4月以来のゼミでも、一定の深いコミュニケーションが実現して来た。だが、それ以上にこの夜を通して、ゼミが「家庭的になった」と学生たちも実感したようだ。会を終えて帰宅すると、あるゼミ生からメールが届いていた。「わたし、このゼミ大好きです〜」。指導教員として、これ以上ない幸せな言葉である。つい先日も、国語教育講座内で次年度の研究室紹介を2年生に対して行った。思わず僕は、最後に付け加えた。「「絵本語り」や「朗読」を全員が必須とする食事会があります」と。

Xmasとは、心温まるとき。
「注文の多い料理店」店主の温情も、料理やケーキに込められていた。
この地で迎える初めての年の瀬。
こんな学生たちと巡り会えたことは、何より温かい。
初代ゼミ生たちは、僕の色にピッタリであった。
ありがたきことかな。
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