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強がりを言ってばかりじゃ

2013-12-15
「疲れてますね」
ジムでよく話す会員さんと、チーフトレーナーさんとか複数から。
自分では、それほどとは思っていなかった。
だが、この週の行事の連続を考えると必然かと思えて来た。
心の強がりは、いつしか身体をいじめているのかもしれない。

どうしても強がりを言いたがる性分だ。小学校の時は保健室に行くのが嫌いで、多少の怪我なら行かないで済ませた。野球の試合でデッドボールに当たっても、痛いという態度を見せたくなかった。たぶん酒を飲んでも「酔ってますね」と言われたら、「酔っていない」と豪語する酔っぱらいの典型だろう。自分の弱みは見せたくない、という気持ちが大きく行動に作用するのは今も同じかもしれない。

人生を重ねて、かなりな瀬戸際も体験して来た自負があるゆえ、心は簡単には疲弊しないと思い込んでいる。トレーニングを重ねているから、そう簡単に身体は消耗しないと思い込んでいる。だが知らず知らずのうちに自分自身を追い込み、組み込まれた仕事上の予定を消化するたびごとに、心も身体も疲労しているはずなのだ。ジムでの会話は、そんなことを強く自覚させるものであった。

先日、友人からも「溜息ばかりついて」と言われたのを思い出した。言われるまで自覚がなかった。心の中でいつしか「耐えよう」「頑張ろう」という作用があり、それが蓄積されて行き場がなくなり、身体的に息を吐くという行為で消化しているのであろう。心と身体は相互に扶助し合い、様々な”ガス抜き”作用をもたらしている。心が過剰に身体を圧迫せぬように、自ら弱さを知覚する必要性もあるのかもしれない。「自分は簡単に傷つかない」というのは、単なる思い込みに過ぎない。

どうも「眼は口ほどに物を言う」らしい。
ジムでは、眼に疲れが見えると指摘された。
フィットネス・健康を維持する場での、このような指摘もありがたい。
休日ぐらい思いっきり寝たり、時間に追われずに過ごしたいものだ。
自己保護欲までをストイックに抑えるのは、生物の本性に反するのかもしれない。
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