聊か小休止してロマンの力を
2013-11-18
疲労感とともに寝不足。数日間で濃密な時間を過ごした果てに。
立ち止まって見えて来ることもある。
同時に考えるべき不安もよぎる。
たまにはちょっと小休止を。
質の高さにこだわるべきだというのが、最近よく考えること。睡眠一つにしても、時間量ではなく質の高い眠りを求めたい。寝入る際に気に掛かることがあれば、自ずと睡眠は浅くなる。いかに自己コントロールが難しいかを実感することも多い。
質保証の難しさに比べ、量は予定次第で確保できる。時には二度寝を繰り返すような休日も必要なのかもしれない。そんな時間にも、普段は聴かない身体の様々な声が響いて来る。思考もまた一旦は虚空に放つようにして、休めることで再び動き出す新たな力が養われる。
夜になって綺麗な満月の空。それがむしろ咎になるようだが、17日は「しし座流星群」発生のピークであるという。しばし東の空を眺めるが、短時間で”願い事が叶う”わけではない。流れ星への思いは、寝床での夢の中へお預けとした。確か2001年に大出現が話題になり、東京の空を何時間も眺めていて、それらしい光の箒を観ることができた。あの時の願い事は、12年後の今にして様々な紆余曲折の果てに現実のものとなっている。
星に願いを。
夢に預けて観た流れ星に託す。
夢想に浸り、現実に返す。
このまったく根拠のない”運命”を信じたい。
ロマンは、いつしか意志になっているものだ。
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