地域に住むとは人と繋がるということ
2013-11-06
親しき人がいる。いつしか懇意になっている。
馴染みの店があること。
ささやかな恩恵を施してくれる。
それは人と信頼で繋がるということ。
新しい土地に赴任して8カ月目となった。大学内はもちろんのこと、懇意にするお店や人々が増えた。友人などにそれを話すと、どうしてそんなに知り合いが多いのかと驚かれることも。気に入ると執拗に繰り返し”通う”性癖と、会話を楽しもうとする”習性”からであろう。
「性癖」と「習性」と書いたのには理由がある。生まれ持ったものが「性癖」、そう、親の行動を分析すると妙な気付きをすることがある。無意識に似たような行動をしてしまっているのである。”お得意さん”になるのは、親譲りであるかもしれない。また「習性」は生育段階の環境で身につけたもの。下町育ちゆえに、お店での「会話」は必須要素だと幼少時から実感しているからだ。
この土地に来て、最初に親しくなった”業者”は、賃貸マンションを仲介している不動産屋さん。”業者”と呼ぶには語弊があるほど親しみのもてる方なのである。時折、用もないのに店舗に寄ると、果物などのお裾分けにあずかることも。そしてしばしの会話が続く。そんな意図しない関係から、新たな発見や展開をすることも多い。
地方であるからこそ、
人との関係を濃密に。
そんな思いから、東京の下町で培った根性を発揮している。
こんな人との関係が、コミュニケーションに関する、
僕自身の研究と結びつくことが今後の目標でもある。
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