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待てるこそ愛情ーBoston RedSoxワールドシリーズ制覇

2013-11-01
6年間待ち続けた。
どんなに不甲斐なく負けても。
昨季は記録的な負け数だった。
だがどんな状況でも心から応援できること。
Boston RedSoxがワールドチャンピオンに!

野球少年だった頃から、贔屓チームの趨勢が常に気になった。試合の結果によって、翌日の気分までも左右されるような感覚。大学生の時分も、僕の野球への熱狂ぶりは有名で、チームの状況によって友人が発言に気を遣うほどであった。新人教員となってからは、職場にかなり熱狂的な先輩がいて、出勤して挨拶を交わす際に、前日の試合が勝利だとガッツポーズをし合うという慣例がいつしかできていたほどだった。

だがしかし、いつしか僕が少年の頃から愛して来たチームを、心から愛好できなくなった。「無敵常勝が”義務づけ”られた」といった存在そのものに疑問が生じた。その為なら手段を選ばないマネージメント。初任校の教え子が、その球団でお世話になった際の扱い方。そんな様々な要素を鑑みて、僕は少年時代から愛好して来たゆえに、その日本プロ野球チームへの気持ちを断絶した。そこに待っていたのが、2003年のポストシーズンで宿敵に敗戦したBoston RedSoxの存在であった。

その後、04年・07年と2度のワールドシリーズ制覇。だがそこに至るまで、RedSoxは86年間という永きにわたり優勝ができないと云う歴史を刻んでいた。それでもなおチームへの愛情を持ち続け、しかも批判的な厳しい視線をもって応援し続けるBostonのファンがいることを現地での観戦を通して肌で感じた。そのBaseBallそのものを楽しむ老若男女のファンたちの姿勢には、甚だ惹かれるものがあった。それ以来、僕はRedSox Nationとなった。

こんなファンとしての歴史に、また新たな記憶が刻まれた。RedSox制覇の年には、自分自身にも新たな動きが見え始める。(という思い込みこそ、ファンとしての矜持だと思う。)球団の野球への取り組みや、選手の質までを高次元で見極め続ける。その上で、待てることこそ愛情、なのだと改めて感じる。

そういえば、Bostonの本拠地球場・Fenway Parkのライト側にあるブルペン内には、常に観客警備の為の警官が試合中に常駐している。その配置された警官はシーズンを通して同じ人なのだが、その動きが大変気に入っている。今季のポストシーズンでも何度となく映像で捉えられていたが、RedSoxのホームランボールが至近に飛び込んだりすることを眼前で見て、大きな万歳を惜しみなく表現するのだ。たぶん日本の警察官であれば、「公務」だといって否定される行動であろう。過去には、RedSoxの抑え投手がマウンドに向かう際に、”グータッチ”をすることが話題になった警官もいた。(僕も、その警官と”グータッチ”をしたことがある。)果たしてこれは「公私混同」なのだろうか?否、街を、その土地の球団を愛するがゆえだろう。こうした行為に寛容な社会であって欲しい。

という具合に、いくつも書きたい話題が湧き出て来てしまうので、
本日のところはこのあたりで筆を置くことにする。

ようやく平常心でいられる、
11月がやってきた。
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