fc2ブログ

志を持ち続けたKoji!!!

2013-10-21
Koji!!!Koji!!!Koji!!!
Boston Fenway Parkにこだまする大コール。
AlCS優勝王手のRedSoxが3点リードで最終回の守り。
その大舞台に立つ一人の男。
志を持ち続けたKoji!!!

大阪体育大学・上原浩治は、MLB志望を表明していた。「できるならばメジャーでやりたい」という気持ちを会見での表情に滲ませていた。だが、当時の日本野球社会は、未だメジャーへの門戸に対して閉鎖的な考え方が圧倒的であった。周知のように、上原は読売ジャイアンツを逆指名して入団し、まさにエースの座に駆け上ることになる。それでもなお、03年当時開催されていた日米野球などでは、強打者であるバリー・ボンズを3打席3三振に取るなど、MLBで活躍する片鱗を覗かせていた。

06年第1回WBCメンバーとなり、その真っ向勝負の投球で日本代表の初代優勝に大きく貢献した。あの大舞台で圧巻の投球ができる強さは何か。イチローの牽引力はもちろんであったが、このWBC優勝を支えた投手陣の柱はまさしく上原であった。MVPを松坂が獲得したこともあり、ここでもまた上原自身の信条である「雑草魂」通りの存在となっていたのではないか。その後、09年より念願のMLB選手となる。そこに至る経緯も、決して平坦な道ではなかった。MLB入りを表明した後に故障に見舞われることも。ポスティングの件では球団との間で、様々な齟齬が重なった。

だがどんな時も、Kojiは志を失わなかったのであろう。MLB移籍後も、再び故障を抱え苦闘の日々が続いた。先発にこだわっていた考えを改め、中継ぎや抑え投手の存在に自ら大きな価値を見出した。その緊迫した場面での登板に賭けている上原の姿があったが、中継ぎ投手として、一定の成功を収めつつも真っ向勝負から被弾してしまう場面も見られた。しかし、ボストンに移籍した今季は開幕当初は中継ぎであったが、抑え投手の不調や怪我が重なり、自ずとその位置に昇格する幸運に恵まれた。その後は昨日の結果に至ったように、チームの勝利に大きく貢献する存在となった。ボール球の少ない小気味の良い投球は、野球に対して辛口のボストンのファンを唸らせている。

思いつくままに駆け足で、上原浩治をこれまで追いかけて来た一ファンとしての記憶を覚書してみた。選手生活の晩年ともいえる年齢で、「雑草」は大輪の花を咲かせている。繰り返すが、それは上原が「志」を失わずに挑戦し続けて来たからである。所属する社会により、その「志」が阻害されても、「自分」を失わなかったからであろう。今現在、ボストンで活躍する上原の姿は、どこか僕自身の精神史と重なるところがある。陸上部(野球以外の部活動)も経験している野球選手。教師志望であったこと。不屈の受験への執念。職業選択に際しての信念をいつまでも失わないこと。怪我などの不遇に見舞われても再起する気力。そして上原が日本で所属していた球団を幼少時から徹底的に愛好していた僕が、Boston RedSoxを愛するようになった経緯までを含めて、上原の生き方には心底響いて来るものがある。

いよいよワールドシリーズという夢舞台に立つKoji。
再び圧巻の投球を見せてくれることだろう。
夢はいつまでも追い続けるものだ。
そう上原の姿は僕たちに教えてくれる。
万感の思いを込めて「世界一」となるKojiの姿が眼に浮かぶ。
関連記事
スポンサーサイト



tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://inspire2011.blog.fc2.com/tb.php/1436-5008f398

<< topページへこのページの先頭へ >>