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現代版「九月尽」ー前期・後期という区分

2013-10-01
1年のうちで一番時間意識が高揚するときは?
大晦日・年度替り・誕生日・はてまた夏休み最終日?
カウントダウンして、新しい時を迎える感慨。
古典では「三月尽」「九月尽」といって「春秋」の辞去を惜しんだ。
現代でもこうした時間意識を大切にしたいと思うことしばしば。

現代生活の「九月尽」は、年度の折り返し点である。学校でも会社でも年度単位で動いていることは多い。春夏を通した年度前半では、新しい出会いに始まり、相互に慣れて行く過程とでも言おうか。暑い夏を越え行きながら、様々な思いを巡らすものである。とりわけ僕は、今年度新しい環境に異動したことで、こうした興趣を存分に味わってきたのかもしれない。

もう既に秋らしさは周囲にたくさん見られたが、現代の「九月尽」では、夏が完全に去り行くかのようだ。古典では陰暦により季節と暦に現代とズレがある。「九月尽」といえば「秋が去り冬が到来する」日である。(同じように「三月尽」は「春が去り夏が到来する」日である。)それゆえに、趣き深い秋(春)が辞去するという感慨を、吐露し易かったという事情がある。

現代版「九月尽」に何か特段の感慨があるだろか?テレビ番組が新装され、連続ドラマも新たなものとなる。なかなかそれ以外に、時間意識を高揚させる作用を持つものは発見し難いようだ。僕の場合、今期から所属する大学では、10月1日からが「後期」なので、明らかに「九月尽」で、年度の半分が終了したという感慨があった。春の出会いと夏の高揚感を伴いながら、仕事の循環が一年の折り返しを迎えたという気持ちの高まりである。

前期を振り返り、できたことできなかったこと。
公私にわたり様々に検証してみる。
「年頭の目標」を修正するかのように生活を省みる。
どうやら時間意識という観点では、古代人に劣るようだ。
現代版の”時間”を歳時記のように再編する思考があってもよい。
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