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一点凝視ーバランスの身体感覚

2013-09-25
片足立ちになり様々なポーズでバランスをとる。
なかなか日常生活の中ではしないことだ。
それだけにいつしかこの”能力”は極端に衰退している。
ではバランスを保つ為にはどうしたらよいか。
一点凝視こそ極意であることをあらためて悟る。

ジムで全身のバランスを整えるプログラムに参加している。肩甲骨・股関節・足の裏面から腰周辺の柔軟性、コア筋力(四肢以外の筋力・主に腹背筋)を始めとするインナーマッスルの強化、そしてバランス感覚等を養う内容だ。派手さもなく、むしろ精神的に落ち着きを求める如きプログラムであるが、この目的こそ実に大切であると最近特に感じている。

さて、そのバランス感覚である。日常ではせいぜい靴下を座らずに片足立ちで履くことぐらいしか、実行しない行為であろう。その靴下をどのように履くかは、身体年齢のバロメーターであるとも云われる。ジムのプログラムの場合、片足立ちとなり、しかも上げた方の足を手で押さえつつ腰以上の位置で保つとか、あるいは前傾姿勢で手を伸ばしたりもする。この時に、揺れない為に一番大切なのが、一点凝視なのである。

視線がこれほど身体バランスを支配しているものかと、愕然とするほどの発見でもある。身体がバランスを崩して揺れているのは、必然的に視線が揺れているのだ。スタジオの床板の継ぎ目とか、節のような模様を発見し凝視することで、身体はバランスを格段に取り戻す。人間の頭の重さを感じるとともに、知らぬ間に衰えている身体感覚の怖さを感じ取る瞬間である。

僕は、高校時代に器械体操をやっていたせいで、バランス・柔軟性には自信があった。それだけに今現在の自己の身体レベルにたいそうな不満がある。筋力強化という見た目に成果が出るトレーニングを「陽」とするならば、「陰」ともいえるこうした隠れた身体感覚を呼び覚ましておくことも、年齢とともに必要であると強く感じる。自己の身体は自覚次第でコントロールできるのである。

日常の思考でも、視点が揺れることはないだろうか?
視点が定まらなければ、バランスを崩しそれが行動に及ぶ。
ある一点に定めたときに、絶妙に身体が”止まる”瞬間がある。
その境地を思考でも発見し続けるべきではないだろうか。
一点凝視・・・この絶妙な身体感覚に学ぶ。
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