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体験としての教育実習

2013-09-19
あの頃、教育実習に行った。
研究授業は、鴎外の『舞姫』だった。
多くの先生方が参観していた。
思いっきりその時の自分が出せた。
教壇の仮免許路上運転という体験。

教員免許取得、そして教員就職を目指している際に、教育実習に臨む体験は非常に重要だ。僕も青臭い頃、妙な気構えをして実習に臨んだ記憶がある。なかば教員としての理想像を抱きながら、現実に挑戦する日々。いくつもの”勘違い”を自らが犯していることに気付かされるものだ。

教員になってからは、何人もの実習生の指導担当をしてきた。そのたび毎に、厳しい現実を知らしめつつも、”教員”という職業の魅力を体験できるように配慮してきた。僕自身もことばでは説明しきれない、教員の魅力に取り憑かれている一人として。

そして今、大学教員として実習生を指導する立場になった。より客観的に教育実習で何を学んだらよいかを、学生たちに伝えたいと思っている。昨日から2日間に及ぶ、一斉視察が始まった。日常のゼミで指導している学生たちが、教壇に立っている。いつしか彼らの顔つきは、”教員”となっていることを随所に発見している。

授業とは”ライブ”である。
日常で子どもたちと接することもまた同じ。
そのたび毎に、多様な相手に真摯に向き合う必要性がある。
そのライブにおける緊張感を、この上なく爽快に思える瞬間を目指して。
何事も困難の先にこそ、青空が待っているものである。
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