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東京五輪決定・・・世界に注目される7年に何が求められるか

2013-09-09
東京五輪決定に沸く巷間。
テレビ映像は、各地の歓喜のみを映し出す。
決まったからには、”本気で”見守り行動しようと思う。
様々な疑問の解消が施される7年後であるように。
我々一人一人が、世界に注目され続ける日々でもあるのだから。

「夢」と「希望」なくして向上はない。たぶん日々、僕もそのようなことを願うがゆえに行動し、小欄にことばにして前向きに生きているのであると思う。「五輪開催」はその大きな「夢」と「希望」ではある。だがしかし、その陰では「夢」や「希望」と解釈できない人々もいることを忘れてはならないだろう。この決定は、「日本が一つになった成果だ」と首相は語ったが、その「一つ」であるという認識は、2020年五輪開催にふさわしくはない。

懸念される要因は、もちろん震災からの復興と、今回も多数の海外メディアから質問された福島第一原発の問題である。これに対して首相は、「事実」を見て欲しいといった趣旨のことを述べた。この2年半の間に最も信頼を失った語彙は、「事実」であろう。「事実」と語られるたびに、「事実ではない」という懸念が伴うのだ。だがこの世界的イベント開催決定において「事実を」と述べた以上、世界の眼はその語られる「事実」が、”本当に事実であるのか”という点に注目するようになったはずだ。我々はここからは決して逃げられなくなったのだ。

僕は、大のスポーツ好きである。野球に限らず、今までの人生でスポーツから力を貰ったことは数知れない。だがスポーツにも疑問がある。暴力や差別的な行為を伴う感覚がスポーツ界に存在することである。2020に向けて選手強化も大きな課題ではあるだろう。そこで「メダルの数」のみならず、本当に世界基準の開かれたスポーツ界に成熟して行かなければならないはずだ。旧態依然な慣習や旧弊から脱して、真にスポーツとは何かということを世界に示すべきではないだろうか。

報道のあり方
社会の成熟度
スポーツ界の開放度
日本社会が、平和を提案できる豊かなものであること。

この7年間で僕たちが考えなければならないこと。
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