ある下町老舗レストランにて
2013-07-16
忘れ難きキャベツロール小学生の頃に感激した味
今も続くある下町老舗レストラン
店主は既に息子さんに受け継がれている
久し振りに両親と妹と家族4人で訪れた
飲食店がその味と評判を守るのは、並大抵もないことだろう。時代や世相は常に変遷している。人々の嗜好も千差万別。たぶん、こちらが年齢を重ねて変化しているように、レストランの味も微妙な変化を遂げているのであろう。その変化があるからこそ、維持されて行くのであると、あらためてその味に浸る。
妹は、キャベツロールの中身を掻き出して食べていたと思い出を語る。僕はまた、そのソースと挽肉と付け添えのマッシュポテトのハーモニーに酔い痴れる。父の友人家族や、知人とも様々な場面で訪れたレストラン。今や東京の下町老舗として、知る人ぞ知る名店だ。
こうして思い出を温める時間もいい。
新たな前進と、
回想の交響が、
今という時間の意味を教えてくれる。
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