2週間前【朗読実践への提案in早稲田2013】

2013-07-14
【朗読実践への提案in早稲田2013】御案内
日時;2013年7月27日(土)13時開演〜16時30分終演(開場:12時45分)
場所;早稲田大学8号館B-101教室(大隈重信銅像を正面に見て左手の校舎)
主要演目;詩の朗読
芥川龍之介『杜子春』
絵本語り
古典散文(『宇治拾遺物語』『伊勢物語』・『平家物語』)
その他
出演;早稲田大学学部生・院生(「授業に活かす朗読講座」受講者)
昭和女子大学学部生


上記告知のように、今年も「授業に活かす朗読講座」受講生の集大成となる発表会を開催します。御興味のある方は、どなたでも参観いただけます。多くの皆様方のご来場を心よりお待ち申し上げます。



昨日で発表会前2週間となり、会場を借りてのリハーサルを実施。昨年までと会場が違い、新たに竣工した8号館で視聴覚機材も充実している。その場で5時間以上に及ぶ、各班の苦闘が展開された。

朗読作品を本気で創り上げるには、声を出すまでに想像以上の時間を要する。題材の切り取り方、班内で各自が解釈を模索し共有するまで、脚本の作成、脚本の修正、などの段階を経て初めて声となって立ち現れる。作品へのこだわりが強ければ強いほど、この段階までに時間を要する。

だが、そのせめぎ合いの中から声に出してみる地点を、適切なポイントで発見する必要もある。いつまでも文字の中に作品を閉じ込めておいてはいけない。声に出してみてこそ把握できるポイントが多々発見されて、再び脚本に修正を加えることにもなる。

その最初の声というのは、何とも未熟だ。極端に言うと、ただ紙に表記された文字を声にしているだけという印象に近い。もちろん発表会場となる教室に聴衆はいない。他の班の学生とスタッフのみである。ライブ性のある環境が整う以前に、「届く声」を意識するのは大変難しいものだ。

それでもリハーサルを繰り返すと、次第に原稿の紙から「声」が突き抜けてくる瞬間がある。どれほど内に籠もった声であるかを、助言する側が適切なことばで伝える。声は少しずつでも開かれたものになって行く。それでもなお、朗読作品として何を表現したいかは、そう簡単には伝わってくるものではない。

このような模索を繰り返し、何とか彫刻でいえば「原型」ができる段階まで至った。ここから詳細な部分に、各班がどのように鑿を入れて「琢句」ならぬ"琢声"に励むか。実はこの成長過程を見るのが毎年、何よりの楽しみなのである。

猛暑の中、学生たちの熱き朗読との苦闘が始まった。
どんな座学の試験を受けるよりも人生の糧になる時間。
発表会での出来映えをぜひご覧いただきたい。
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コメント:
関心あるのですが、いつも定例の会議と重なってしまうのが残念です。

あとで録音で聞けるようにしてくださるとありがたいです。
[2013/07/18 10:57] | 渡辺知明 #- | [edit]












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