時を刻む
2013-06-29
朝起きれば時が刻まれている。曜日という鋳型で自分の生活がある。
一定の流れに沿いながら一日を創る。
去来する様々な人との応対。
小さな出会いで流れに変化が生じることも。
その偶有性を味わいながら今日も時が刻まれる。
飛行機は飛び電車は走る。
精密に刻まれた時間通りに遂行される。
精密さに置いていかれないように人々は走る。
刻まれた時に左右されすぎてやしないか。
場所によって、そして眼前の人によって、
刻まれる時の速度や呼吸は大きく変化する。
いつしか忘れている。
自分が生きていることが先だ。
刻まれる時に支配されているのではない。
そんな呼吸をしていたい。
そんな場所にいたい。
そんな人といたい。
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