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「自分に厳しく」の一声

2013-06-04
東京で夢を目指して生活していたとき、
自分の日常を支えてくれた大切な機会。
それはジムでのトレーニングだった。
精神的に挫けそうになった時でも、
ジムで自分を追い込めばバネのように心身は呼応した。

新たな勤務地でもまた新たなジムに出逢った。早2カ月が過ぎたが、東京在住時と変わらないペースでトレーニングが励行できている。入会時の受付の方、丁寧に施設を説明してくれた方、各トレーナーの方々、いずれも快適なクラブライフを支えてくれている。

昨日も筋力トレーニング45分間のグループクラスに参加した。脚・胸・背中と大きな筋肉を鍛えた後は、腕・肩などの小さい筋肉へ。これがかなりキツい。ついついバーベルが挙らなくなる時が来る。そんな折、僕の様子を横目に見たトレーナーさんが「自分に厳しく!」と声を掛けた。その瞬間、甘えた自分を発見した。

人は常に力を出し切っていると思い込んでいることが多い。「自分に厳しく」との声に腕・肩の筋肉は呼応し、更にバーベルを挙げられる動きに転じた。たぶん自分一人で筋力トレーニングをやっていたら、この先の境地には行けなかったであろう。限界に近づくには、多勢の中での自己の相対化が必要となる。

トレーニング終了後、トレーナーさんに声を掛けた。「「自分に厳しく」の言葉に励まされました。」と。「いえいえ、私も腕・肩の時はキツいんです。肘が開いて来てしまう。チーフ(トレーナー)は、最後まで開かないでしょ。」と言って微笑みながら言葉を返してくれた。

自分より一つ上を目標に。
トレーニングも、語学も学問も、全ての伸びる為の鉄則である。
限界を自ら設定することを世に”自己満足”というのだろう。
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