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空も飛べたはず

2013-05-18
滑走路を緩やかに飛行機が走り出す。
果たしてその速度で飛べるのかと感じて見続ける。
次第に重厚な加速を伴い機首が大空に向かう。

飛行場の展望デッキに出てみた。すると飛び上がろうとする機体が見えた。飛行場というのは不思議な空間だ。約1ヶ月半の間、その土地でそこの人々とともに自分に与えられた仕事と生活をしてきた。その間に、自己の視点が「そこ」の一点に集中してしまっていたことに気づいた。飛行場に来れば、全国、いや世界にいつでも飛び立つことができる。そんな広範な視野を理想としていたはずだ。

小さな一点がどこまでも尊く愛く輝き訴える。眼前にあるものに思いを致すのが人として日常。そんな時間の流れに嵌まり込んでいた自己をふと発見する。3月には「羽根がないのなら、作ればいいでしょ」という歌に見送られて、この地に舞い降りた僕。作った羽根で"ここ"まで飛び土地に居座ったとしても、大空から広い視野で鳥瞰できる自己を忘れてはならないだろう。その上で、眼前の一点に心を馳せればいい。


展望デッキで考えたことども。
まもなく飛来する機体には僕の勤務地を訪れる両親が乗っている。
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