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大学3年生という頃

2013-05-15
ゼミに所属する学生との懇親会を初めて開いた。
現在大学3年生になったばかり。
これから卒業論文に至るまでの長いお付き合いとなる。
もちろんその過程には”就職”というハードルも越える。

僕自身の体験から云うと、大学の制度上ゼミというものがなかった。卒論指導教員は指定されるが、比較的”自由に”卒論を書くという雰囲気がある学部であった。その代わりに「万葉集研究会」「古今集研究会」という学生研究班という会があり、その場で先生や先輩方から文学の”読み方”を徹底的に仕込まれた。結果的にこうした会の顧問の先生が卒論指導教員であったゆえ、”頻繁な”懇親会や旅行などの行事もあったこの会が僕にとってのゼミ体験であった。

そして今や、僕自身がゼミを担当することになった。自分が3年生の頃も思い出しながら、懇親会の酒席を楽しんだ。3年生の学生たちは、口々に「もう3年生になってしまった」という。1・2年生よりも専門的な内容の授業も増え、本格的な教育実習も待ち構える。(教員養成を主眼とする課程なので、2年生で参観中心の実習、3年生では附属校での実習、4年生では公立学校での実習と3段階が用意されている。)周囲の友人たちも「教材研究」や専門研究に勤しみ始めた者もおり、気持ちの上で焦りがあるということらしい。

それでもまだ、教員就職を目指している者が殆どだけに、早期から就職活動に翻弄される心配も少ない。ゼミでは卒業論文へ向けての諸準備、教育実習への取り組む姿勢、更に教員採用試験へ向けての意識喚起を中心に取り組む予定である。同時に大学生活としての後半を、このゼミの中でどのように過ごすか。学生たちの”居場所”として家庭的な環境を作り上げたいと願う。もちろん”家庭的”というのは、「厳しく」を前提として「温かく」という意味合いである。

ゼミとは、「すくすく育つ苗を育てる場所」
いつしか僕が恩師に出会った頃に、自分が到達していた。
恩師の厳しい叱責の声、そしてまた酒を呑んだ時の笑い声が脳裏に聞こえて来た。
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