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ハンバーグの思い出

2013-05-05
ハンバーグが好きだ。
たぶんまだ物心もつかない頃から。
ソースはもちろんデミグラス。
切れ目を入れると流れ出る肉汁。
日本的洋食の代表選手に違いない。

ある人が、「たいしたことはなかった」と言っていたレストランに行ってみた。へそ曲がりな性分で、自分の舌で確かめないと気が済まない。注文はデミグラスソースハンバーグ250g。すると昭和の薫り漂うソースと、濃厚な肉汁の湧き出るハンバーグが堪能できた。サラダ・ライス・スープ・デザート・飲み物が付くディナーセットにして1700円なり。実に気分のよい夕食となった。

他者の価値基準によって、自分が接することのできる対象を遮断してしまうのは避けるべきだろう。食べ物等の場合、舌の感じ方は千差万別ゆえに尚更だ。逆に考えると、こうした”無責任”な論評を巷間に垂れ流してやしないかと自戒する。気になる店があったら、まずは自分の舌で確かるべきだ。同時に最初に行った際に何を注文するかも大きいかもしれない。中華屋なら、炒飯と餃子。蕎麦屋ならもちろん、もりそば。居酒屋は、焼き鳥。イタリアンなら、ミートソースパスタ。そして洋食屋なら、ハンバーグというわけである。因みに学食などのバラエティな食堂では、間違いなくカレーライスを試すことになる。

まだ僕がかなり幼少の頃、両親と上野に食事に行った時のことだ。当時にして1500円するハンバーグを食べるとダダをこねた。(もちろん値段を自覚してはいないのだが)少し成長してからその時の事情を聞くと、両親は半額程度のメニューを注文したという。(そのぐらいが平均的な値段だったのだろう。)その他の機会でも、子供の頃の僕は、”お出掛け”をすると必ずハンバーグを注文していた。それだけに舌が肥えたのか、生焼き状態のハンバーグを出されたレストランでは、口にしなかったということも後に両親から聞いたことがある。

幼稚園に行くようになってからも、弁当にはハンバーグ。ある冬の日に、幼稚園で弁当をストーブで温めた後、蓋を開けるとハンバーグが”真っ黒焦げ”となっていて、助手の先生が驚いてパンを買って来てくれたというエピソードも残っている。もちろん、ストーブで間接的に温めて中身のハンバーグが焦げるはずはない。母親が朝方に忙しく、ハンバーグを焦がしたに過ぎなかった。その後も事あるごとに母は、ハンバーグ弁当を作ってくれた。僕が”第二の生誕”と位置づける大学受験の時も、ハンバーグ弁当で勝利を手にした。

家庭的嗜好も大きく左右するだろう。
店を吟味するなら、自分で食べてみることが鉄則だ。
それにしてもハンバーグが好きだ。
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