新たなる出逢いが続く
2013-04-19
新しい土地での新しい日常。日々、新鮮で小さな驚きに満ちている。
多くの人に出逢うと大抵次のように言われる。
「思い切ってこの地に来ましたね」
否、僕の中ではいたって自然な流れであるのだが。
この地出身の声優さんと出逢う機会に恵まれた。TVアニメなどへの出演機会もある方。僕が「声」を届けることに関心があると伝えると、様々な地元イベントに参加していることを紹介してくれた。
そのイベントを後援している新聞社の記者の方も同行していた。この土地で行うべきことは何か?「声」で届けることをテーマに、彼らとの今後の交流が楽しみである。
キャンパス内の学食や書籍購買店の方々にも、少しずつは顔を覚えてもらっているようだ。仕事の合間の束の間の休憩。食事メニューもまだ五分の一ぐらいしか試していない。新たなメニューに出逢うのも楽しみの一つである。また仕事柄、書籍の品揃えがどうかというのは気になるところ。学生たちに勧める意味でも、書籍購買店には頻繁に足を運ぶ。
夜になってジムに行く。ようやく新しい施設に慣れてきた。都会に居るときよりも、周囲の人々が親しげに話しかけてくれる。この日は、ダンス系のスタジオプログラムに初参加したのだが、終了するとそのプログラムに大変熟練している動きを見せていた男性が、僕にことばを掛けてくれた。「楽しんでいるようで、何よりですね!」トレーナーさんたちを始め、数人の会員さんとは話ができる仲になった。
今までもこれからも「固着しない」ことは大きな人生テーマ。
「脱皮しない蛇は滅びる」(ニーチェ)
新たなる出逢いというのは、心に新陳代謝をもたらせてくれる。
幾重にも複雑な奇跡的邂逅の果てに、このような日常が僕の前に現前としている。
今は、その偶有性の”悪戯”のような”作為”を存分に楽しみたい心境である。
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