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「準備」の大切さ

2013-04-11
新年度初授業で冒頭に説くことは、「準備」の大切さ。
この授業の準備。実習への準備。社会に出る準備。
いずれもその時までに力を蓄えるには「今」が大切である。
「準備」を重視することは、
「夢を叶えるには、今日の一歩から」に通じる。

授業に参加する為には、もちろん内容的な予習も大切である。次回へ向けて何らかの課題を出す訳であるが、それをいつこなすか?授業が行われてから間を空けずに、すぐに実行するのが良い。暫くしてと思っていると、すぐに次の授業の前日になっているものだ。また、授業当日に教室まで来る為の準備も重要だ。特に1限の授業では、朝の生活習慣が問われる。十分に余裕を持って、しかも朝食もしっかり食べて教室で待機するという姿勢が望ましい。

やや大仰に敷衍して述べるならば、「準備を重視」するのは日本人の文化的特長かもしれない。日本の野球界では、試合前のシートノックを行う。また投手は攻撃中にキャッチボールをする場合も多い。それがともにMLBでは行われない。(イニング中のベンチ前投球は禁止)WBCなどの国際大会を観ていても、この「準備」を行うのは日本代表ぐらいだ。MLBのスーパースターたるイチローが、誰よりも早く球場入りすることは有名である。実際にスプリングトレーニングでイチローのフィールドでの「朝」を観たことがあるが、想像以上の入念なアップを心掛けていた。

「準備」=「基礎」
何事においても「基礎」とは、本番で使用できる素材を身に付けているということ。
その素材を活用できる力と型のことを「基本」という。
本番に強いというのは、「基礎」「基本」の双方が備わっている必要がある。

こんなことを念頭に置きながら、
教員志望の学生たちを対象にした初授業に臨んだ。
もちろん「遅刻厳禁」、「準備」のうちの「基礎・基本」であろう。
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