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四季巡行春情新たなり

2013-04-01
春の情とは出逢いの心
暦の上での立春から例年になく明日への希望が見える春
今また大晦日に次いで時間意識が高まる晦日を経て、
新しい年度に至る
僕たちの中で身体化した四季巡行

学校という誰しもが経験する環境の影響は大きい。生育環境の中で、学年学期を「春始まり」で経験しているということは、とりわけ日本人にとって説明できない文化的“感覚”を背負っている気がする。1月から3月まで、“新年”という感覚でありながら、“年度末”という精神的な顛倒が、様々な心情を去来させているのかもしれない。

「ハナニアラシノタトエモアルゾ
 サヨナラダケガジンセイダ」
(井伏鱒二『厄除け詩集』より)

「月やあらぬ春や昔の春ならぬ我が身一つはもとの身にして」
(『古今集』在原業平歌)


詩歌にこめられた春情。
桜が思い通りにならないことは何時の世も。
春を定点基準として己の客観視をする心。

自然の巡行を人の心に重ね合わせようとしてきた文化。
僕たちが“春”にこだわる理由(わけ)。

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