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恩師たるものは

2013-02-26
先週末と昨日と、中学と高校の恩師に再会した。ともに国語の教師である。元来、教員になることを疎んじていた僕にとって、この2人の存在は大きい。しかも、国語・社会(歴史)英語はもとより、体育のどの教科の教員になろうかという二次的選択においても、影響が大きかったわけである。教員というのは、意識無意識を問わず、生徒の人生に様々な角度で影響を与えるものである。

僕は、比較的自分自身でこうした恩師と繋がり続けている。年賀状はもとより、様々な節目での報告を絶やすことはない。“同業者“となった今では、当時の授業等のことが、「実はこうであつた」というような裏話にも花が咲く。また、その当時、僕ら生徒には見えない決断が恩師の中にもあったことが知られて来る。

それは単なる“回想”なのではなく、“今”の話だとふと感じることがある。中学高校でお世話になって、それっきりという人も多いであろう。だが、その後の人生で継続的に、当時接した“大人”に関わり続けるということで見えて来るものがある。未熟だった自分が何を考えていたかを知ることにもなる。そして当時から“今”までの距離を知る最大の指標となる。

思えば遠くに来たもんだ
人生の芽吹きの時季を回想することで
新たな前進への力が湧いて来る。


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