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春はどこから

2013-02-16
2月4日の立春から10日間以上が経過した。
今年の旧正月は2月10日。
いわば、「年内立春」であったわけである。

年のうちに春は来にけりひととせをこぞとやいはむことしとやいはむ

著名な『古今和歌集』巻頭歌。
暦上で新年になる以前に、二四節気の「立春」が来るという、観念上の形式的な「矛盾」を巧みに歌に仕立てた一首。季節の境目における平安時代人の意識を垣間みることができる。古来より特に「春」は待望されていたことが窺える。

「光」に変化がある。
春らしき明るさがある。
しかし体感温度は未だ寒く強風も吹き荒れる。
その寒さに耐えながらも、五感を全て動員して春を探す。
二月も中旬を過ぎて、心も前のめりになる。

春はどこから。
待望しているときこそ尊い。
せめて知的探究を楽しみたい。
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