脳内も筋肉もしなやかに
2013-01-14
ジムの筋力トレーニングクラスに久し振りに参加した。年末年始は、何かと予定が折り重なりジムに行けなかった。
だが、しばらく行けなかったことで新たな発見もあった。
比較的豊かな?食生活をしたことで、栄養状態がよくなったという自覚がある。
しかも、これまでの3年間ほど、筋肉量を増やすトレーニングに励んで来た為、
簡単には体重が増加しない身体になっているということだ。
筋肉量が脂肪の増加を抑制しているようでもある。
(もちろん重さの点で言うと、脂肪より筋肉の方が重いので、「筋肉の減退」→「脂肪の増加」という図式で相殺されて、体重が変化しないという見方が妥当かもしれないが。)
野球をしていた方なら分かると思うが、久し振りに投球をすると、やたら肩が軽くて、調子がよいことがある。どうしたのだろう?と思うほど調子がよい。(と勘違いしてしまう)実はこの状態は危険だという自覚はあるのだが、この日のトレーニングは、まさにそんな状態であった。ウエイトはかなり軽目にしてある。そこで無理をしないことだ。軽目で基本動作をしっかりこなす。これだけでも、かなり筋肉への刺激は強い。
スタジオでの筋力トレーニングクラスで周囲を眺めていると、男性はかなりの重量でこなそうと躍起になっている印象がある。まあ現実にそれでこなせているのならよいのだが、僕が最近自分に言い聞かせているのは、軽目であっても的確なフォームとタイミングを遵守すれば、むしろ効果的であるということ。重ければ重いほどフォームやタイミングを崩して行ってしまう。トレーニングは周囲への見栄ではない。いかに自分しかわからない筋肉への刺激を効果的に与えるかである。もちろん筋肉肥大を目的としない僕だからこのように言えるので、大きな筋肉を求めるならばウエイトを上げて行くのは必然ではある。
思考もそうだが、筋肉も柔軟性のある“しなやかさ”を求めたい。
年齢とともに固着してくることへ、いかに抵抗できるか。
自己の中で、脳内と筋肉が競争すればいいと思う。
いや、相互に柔軟性を与え合う関係であって欲しいとも思う。
そんなトレーニングをして、夕食はお手製の野菜と鶏肉の煮込み。
食生活・栄養にも今年は注意して行きたい。
そして寝床に入ると、
またまたイチローの夢を見た。
僕が野球選手としてシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んで
初日に先輩たるイチロー選手に挨拶に行くという夢。
緊張のあまり、自分の名前を口ごもると
「えっ?何だって」と冷静に聞き返された。
これほどの緊張感というのは最近、なかなか経験したことがなかった。
僕はまだ“マイナー選手”だったのだと、夢の中で深く自覚した。
脳内も筋肉もまだまだ鍛錬が必要だ。
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