「邂逅」とは何か?
2013-01-09
中国古典の『詩経』に次のようにある。解(邂)逅相遇、適我願兮。(邂逅して相ひ遇はば、我が願ひに適はん。)
日本語においては、「思いがけなく出逢うこと」ほどの意味である。
『新明解国語辞典』(第6版)に拠れば、
1、(しばらく会わない人に)思いがけない所で(機会に)会うこと。
2、(人生の途上において重要な機縁となる)出会い。めぐり会い。
とある。
人が生きている上で、「邂逅」ほど大切なものはない。
産まれた瞬間から母親、そして父親に出会う。
祖父祖母・叔父叔母、そして兄弟姉妹に出会い、
次第に世界を拡げて行く。
果たして今まで、どれほどの人々との「邂逅」があっただろうか。
などとふと考える。
中村雅俊のデビューヒット曲「ふれあい」(小椋佳作詞・曲)は唱う。
「何気ない心のふれあいが幸せを連れて来る。
人はみな一人では生きて行けないものだから。」
この数日間、改めて多くの「邂逅」があった。
一人一人の顔が脳裏に浮かぶ。
人生の機縁。
何とも大切な時間。
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