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無関心が最大の罪

2012-12-15
スーパーで買物をしていると、妙にテンションが高くその場に不均衡な会話が聞こえて来た。20代と思しき女性が、携帯で通話をしながら売場を歩き回っている。手には籠を持ち、いくつかの商品を選択して入れている。表向きには買物中ではあるが、その表情は確実に通話相手との世界に没入している様相だ。僕が買物を終えてレジに並ぶと、数人後ろに彼女も並んだ。未だ通話の状況は変わらず。僕が会計を終えて商品を袋詰めしていると、彼女が会計の順番になった。すると通話はやめずに表情は変わらないまま、会計を進めていた。店員が、「・・・・円です。」というのも耳にせず、自動精算機など機械の前を通過するが如く、他者無視の姿勢で通話を続けていた。この態度を見て、図らずも大変不快な気持ちになってしまった。

もちろんスーパーで携帯通話に対するマナーは指定されていない。売場で買物の都合を相手に問い合わせる通話をしているという光景は比較的よく見るが、会計時に店員の存在を無視するかの如き態度には、甚だ異常さを感じざるを得ない。スーパーのみならず、最近は書店などの静寂な店内で、平気な顔で通話をしている輩に、同じような不快感を覚えることも多い。少なくとも書店では、本を選ぶという知的思考を、多くの人々が行なっているはずである。その他者無視の姿勢、周囲への無関心さというのは、大変危うい感覚ではないかと思ってしまう。

自分が存在するリアルな空間に配慮するという関心さえ持てない人々に、なぜ政治や社会への関心が持てるのだろうかという危機感。総選挙が目前に迫った今にして、こうした人々の日常感覚が何より問題なのではないかと思ってしまう。こうした輩の精神性からすると、眼前にある選挙という未来の社会を決める為の対象を無視して、携帯で通話するかの如く軽率な日曜日を過ごしはしないのだろうか。その一票の選択が、いずれ自らに大きな負荷となって降り掛かって来るというのに。たぶん、その負荷を感じた時には、異常なぐらいに過剰な拒否反応を示すのではないかと、スーパーの女性の表情に、そんな図式を読み取ってしまった。

あと1日の選挙戦。僕たち有権者が、何より深い関心をもって一票を投じることが重要だろう。TV・新聞は「世論調査」と唱いながら、一部の政党しか存在しないかのような報道を繰り返している。それを真に受けて、「どうせこうなるんだ」という頽廃的な感覚で選挙を捉えることだけは、何としてでも避けたい。自分たちが住む未来の社会は、自分たちで選択するのである。

選挙には必ず行きましょう!
衆議院議員選挙のみならず、
東京都民ならば都知事選挙も大変重要だ。
そして最高裁判官国民審査があることも忘れてはならない。
昨今の司法の不手際ぶりを見過ごしてはならないだろう。


無関心は最大の罪である。
せめてスーパーのレジで会計をする際は、
店員の存在を尊重して対応する人間であって欲しい。
これは最低限の関心である。
人として。


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