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守勢を貫くーサッカー女子日本代表の闘い方に思う

2012-08-08
攻守という対象を考えると、明らかに守勢優位。守りに守り抜いて負けないという姿勢を貫いた。五輪の女子サッカー準決勝中継を夜中に観ていてそんな感想を持った。試合全般を通して攻撃優位に進めた時間帯は殆どなく、もちろん2点得点はしてはいるが、最低限のチャンスをものにしたに過ぎない。それでも負けない闘い方というのに、日本人の特長を見出そうとするのは、あまりにも短絡的な発想であろうか。

いくら時代が変化したとはいえ、欧州の国々に対して身体的な面での劣勢は明らかだ。特に大小という意味で、高さや頑強さの見た目で明らかに日本人は劣る。しかし、緻密さや判断力の正確さにおいて上回る面が多々あるのではないかと思う。しかし、それは競技中継を観ていただけではわからない場合が多い。サッカーに関して専門的なことは殆ど知るに及ばないが、なぜあれだけ守勢を貫けたかというのには、理由があるのだろう。

TV中継の解説は、あまりそんな機微には触れず願望的で応援的なことばが提供される。そして最後にはお決まりの「気持ちで優った」という点を述べる。基本的に運動競技の解説者で、このことばを口にする者は信用ならない。換言すれば、僕たちはそんなことを聞きたくて中継を観ているのではない。どれほど常人の想像を超えた高度な技術や体力によって、競技が行われているかという深層が知りたいのである。残念ながら、そんな点を詳細に述べてくれる解説者は稀である。

守勢を貫き勝利した女子サッカー日本代表の強さの秘密は何か?キーパーの守備判断に高度な技術はあるのか?守備陣形はどのように機能しているのか?個人技と組織との関係性でいうと、どんな特長が発揮されたのか?僕(たち)が知りたいことはあまりにも多い。
そこに、大きなものに立ち向かうヒントが多々隠されていると思うがゆえである。佐々木監督らスタッフの戦術についても、ベンチでの表情のみならず更に奥深く知りたいとも思う。

決勝はまたしても対米国。
女子日本代表が最大限にその特長を発揮することを願う。
そしてまた、その特長とは何かを見極めたい思いである。

という願望を述べて、
明日から九州行脚。
小欄の更新は、やや不定期に形式を変える可能性があることをお断りしておく。
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