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学びたいと思うために

2024-02-09
もっと学部で学んでおけばよかった
だが教員になってこそ何を学べばよいかわかった
その年齢・年代にこそできる学び

ヨットで航海などしたこともないが(沿岸沖まで乗った経験はある)、海上で風向きというのは誠に重要なことなのだろう。それに似て人生にも追い風や逆風など、様々な方向から風を受けることがある。大学教員になってこの3月で11年、あらためてこんなことを実感している。20代で同期の者が大学院で学んでいる際に、僕は大学時代の延長かと思うような青春の教員生活に熱中していた。もとより小学生の頃から中村雅俊の青春シリーズや金八先生・熱中時代などのドラマを観たせいもあってか、「教師は生徒とともに熱中すべき」と思っていた。授業も部活動も全国大会応援なども、ともかく教師をしていて「学校」が楽しかった。そんな20代に後悔はない。

30代になって再び大学院で研究がしたいと思った時、学部指導教授に相談すると「短大が減少している時代に、簡単に大学教員になれると思うな」と叱責された。確かに教員として高校生に「短大進学」を勧めることも減少していた実感があった。かなりの逆風だと思ったが、学びたい意欲が勝り大学院に一般入試で合格した。現職教員と二足の草鞋であるにもめげず、一歩一歩自分の可能性を切り開くことができた。だがその困難さは「生活」そのものを大きく変革する必要がある所業であった。通常より1年多い3年を費やし修士を修了すると、21世紀になっていた。さらに学びたい意欲は高まり年限6年の満期まで在籍し、その後3年以内の博士論文審査申請をギリギリで通す頃には2010年代が近づいていた。だが奇跡的にこの頃から追い風が吹いていると大学の先輩方から言われるようになった。特に教員養成学部では「実務(教員)経験がある者を一定数採用すべき」という方針が文科省から示されたからだ。学び続けていたからこそ、この追い風が僕を宮崎の地まで背中を押してくれたという訳である。

学びたい思いを大切に
学べるチャンスがあるなら学びを諦めない
もちろん今も2020年代の僕自身の学びは止まらない。


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