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「ああ、やっぱり家がいちばんね」ー居場所と旅

2024-02-05
「いつもの居場所、いつもの光、いつもの空気」
牧水賞の永田紅さんも「家族があるから牧水は旅に出た」と
また「旅に出よう」という「いつもの毎日があるから」

使用している手帳の昨日のページに、標記のようなことが書いてあり共感した。夕食時に妻が「先週の日曜日は京都に居たんだね」と言って、「また行きたいね」と今度は義母や母も同伴できるといいねと語り合った。甥や姪に京都で会えたことも、宮崎で会うのとは違う感慨があった。手帳には「家族旅行から帰ってくると、母が毎回、ほっとした顔でこんなことを言う。」とあった。確か僕の母も、同じようなことをいつも言っていたと記憶する。「居場所」としての「家(家庭)」があること、それが旅に行く意欲と感慨を支えている。家族の大切さをその歌に多く表現している永田紅さんもまた、今回の牧水賞の受賞に際し宮崎日日新聞への寄稿で同様のことを語っていた。

日曜日ながら地域人材育成のための「『短歌県みやざき』ことばの力と牧水入門」という担当科目の集中講義があった。この日の目標は「各自が一首の短歌を詠むこと」である。「牧水短歌甲子園」の過去の名歌を読んで恋や家族愛への心や表現に触れ、その後に同様なテーマで一首を投稿。後半は10名1班の中で歌会で語り合うという構成の3時間だ。若者にとってやはり「恋」そのものが「旅」のような緊張感を伴うものだ。その上で安心できるのが「家族」である。「愛」ということを基軸に考えれば、「家族」を居場所にしながら人は「恋」へと旅立ち、そしてまた新たな「家族という居場所」を探すのが人生なのかもしれない。「人材育成」という意味でいえば、こうした「愛」や「恋」を基軸にした生き方に気づくのも重要な講義の役割だろう。短歌一首を詠んで語り合った学生たちの眼は、実に生き生きとしていた。

なかなかの秀歌があって
県内公募短歌への投稿という「旅」に出ることを促した
家でご飯を食べて大河ドラマが観られる居場所があるのがいい。


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