fc2ブログ

テーマ詠「鍋」ー宮大短歌会23年度11月歌会(2)

2023-11-25
日中の暑さから急速に冷えてきた夜
飛び石連休と金曜日ということで参加者は
せめて暖かい短歌で温かい心に

宮大短歌会月例2回目の歌会を開催。今までは火曜日・月曜日の開催を中心にしていたが、曜日が偏ると来られる人も偏るということもあり金曜日の開催。暦の上では祝日後の谷間のような平日というせいもあったか、むしろ参加者は限られた面々になった。出詠6首、参加者3名、それでもなお短歌を通じて様々な話題を語り合えるのが歌会の面白さだ。テーマ詠「鍋」、ちょうどこの日は夕刻にかけて急速に温度が下がり、身体を温めたい気分になる頃合であった。歌の素材は「空想鍋」「鍋と酒」「バイト使用の鍋」「あふあふ」「火鍋」「湯気」であった。

6首の中に2首は具材が「鶏肉」と詠まれており、いささかの地域性について話題になった。「水炊き」が嗜好される九州では「鍋」といえば「鶏肉」なのだろう。同時に鍋の出汁にはあまり味付けをせず手元の「ポン酢」で食べるというスタイルも九州風か。僕などは関東風か新潟風、醤油味を鍋の出汁そのものにつけて、あまり「鶏肉」は入れないのが通例だと思っている。手元で調味料を使うなら「しゃぶしゃぶ鍋」で、むしろ「すき焼き」の方を嗜好する傾向があった。参加者の出身地が僕の東京、あとは宮崎と沖縄ということで地域性が大きな話題になった。また「火鍋」という言い方は、元来は中国料理系の鍋のこと。味を区別するしきりが鍋の中にあり、炭を込められる特殊な装置で沸かしながら食べるものだ。などと鍋談義に花が咲き、早くも忘年会はどうするなどと話題になってお開きになった。

「湯気」というのは「幸せ」な場面をなぜか描写する
「鍋」からの飛距離ある表現という指摘
独りではなく「鍋を囲む」ということが温かいことなのだ。


関連記事
スポンサーサイト



tag :
<< topページへこのページの先頭へ >>