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「Something どこにいてもここ」ー1ヶ月後への期待

2023-11-09
『あの時ああしていれば』『どうして言わなかったのだろう』
『こんなはずじゃなかった』『このままでいいのかな』『まだ間に合うかも』
なにをしたってどこにいたって あなたはあなたの中にいるよ(公演の案内文から)

偶然とか運命とかタイミングというものが、世の中には確かにある。昨年12月、所用で上京する際にふとWeb上で「WAKUプロデュース」公演が東京滞在中にあるのを見つけた。直前なので残席があるかと確かめると「わずか」ながら予約可能なので、迷わず即座にチケットを購入し劇場に足を運んだ。昨年は未だ感染拡大の余波があり、劇場の公演はできても終演後に懇意にする知人にご挨拶もできなかった。しかしライブとしての公演に足を運んだことで、確実に心が通じ合うことが実感できた。なぜ?あのチケットは残っていたのだろう。以前から思っていたことだが、一連の当該プロデュース公演はきっと僕にとって大きな人生の意味を持つものと思っている。

今年も公演があることは昨年時点で知っていたが、チケット取得については「(昨年は)直前でも確保できた」という先入観が甘かった。先週4日発売もマークしていたが、翌5日に購入をと思うと既に希望する土日の公演が満席になってしまっていた。幸い上京予定は前日金曜日からで、かろうじて金曜日夜の席を購入した。だが金曜日夜は友人と既に約束があることへの「申し訳ない」という葛藤に襲われる。とやや悩んでいるとさすがは馬の合う友人、「僕も芝居に行きますよ」と言って即座に彼もチケットを購入してくれた。「(公演会場である)赤坂でも飲みたいと思っていたので」と彼の思考は実に柔軟である。それにしても友人がなぜこの芝居を観ることになったのか?実に不思議な気持ちにもさせられた。僕という存在がなければ、出逢えなかった芝居。果たして彼にこの芝居は、何をもたらすのだろうか?

「なんとでも思いな 好きに悩みな
 生きているうちに 生きられているうちに」
人生はこんな出逢いに支えられている。


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