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歌会をより充実させるためにー第386回心の花宮崎歌会

2023-11-06
どうしたら歌会はさらに充実するか?
そして運営に関する役割分担のことなど
歌会の理想形とはどのようなものだろうか・・・

2020年から今年に至る約4年間に及び、対面を基本とする「歌会」もまた多くの制約を受けた。感染が厳しい状況の際は、通信による投票と選者の5首選がメールを介して共有するなどするしかなかった。やや感染状況が改善されつつも、マスクの着用を求め机椅子は講義式に並べたままにマイクを一箇所に据えて投票した人が当該歌に歌評を出て来てするという方式を遵守してきた。その結果、歌会を介した感染は防ぐことができた上に毎月必ずという歌会の命脈は保つことができた。もちろんまだまだ感染に対しては心しておくべきだが、対策によって犠牲にされてきた点についてはそろそろ考え直してもよいのかもしれない。少なくとも「歌会+懇親会」というセットが復活するのも大変に重要なことではないだろうか。

心の花宮崎歌会の月例歌会が開催され、終了後には「歌会のあり方」について主要なメンバーによる対話の時間が設けられた。歌評のあり方はどうあるべきか?『心の花1500号記念号』の「佐佐木幸綱語録」にあるように、「歌会で集中できるのはせいぜい2時間」を基本に据えて内容をいかに充実させるかを話し合った。互選票の扱い方は?歌評者をどうするか?会員にとって意義のある議論が展開するにはどうしたらよいか?等々、忌憚のない意見が交わされた。また歌会運営には会場確保・詠草(含・受取送付)・互選票・司会・案内連絡・会計・行事企画等々に携わる人の努力により作り上げられている。あらためてこれまでの労に感謝するとともに、役割分担をより明確にしていくことが確認された。

毎回40首以上の規模の歌会
より宮崎歌会らしいものを目指して
毎月1回の貴重な機会をさらに育てるために。


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