すぐその場でやること
2023-11-01
例えばメール・LINEの返信届いて読んだらその場で返信
「今」はもう二度と帰らない「今」ゆえに
仕事ではメール、私生活ではLINEが手頃に使えるようになって、これらの媒体がない時代と比べて明らかに僕らは「返信」に追われている。職場に行って研究室の椅子に座れば、届いているメールにまずは何本かの返信をする。日によっては本数が多いと、それなりに時間を要する。幾多のメールには「・・・に〆切までに回答してください」という類のものも少なくなく、大抵がその場で回答しないといつしか〆切になっていて、先方から催促されることもある。下手に寝かせよう・調整しようと思うと回答が遅れる。それよりはその場で考えられる範囲で即応した方がよい。最近は特に見たら簡潔に返す、を心がけるようにしている。
LINEもまた同じ、相手から届いて読んだらその場で返したい。その場でしないとしばらく時間が経過してしまい、当人に会う機会が先にやって来てしまう場合もある。もし返信内容の考えがまとまらなければ、まずは「考えている」ということを返信するのがよいだろう。ある友人はTV出演の際にこちらがTVを観ていて簡潔な感想を送ると、出演の合間にも簡潔な返信が来る。つまり返信は仕事の忙しさとは無関係で、心がけ次第でいつでも相手を尊重することができる。一介の僕ごときにもLINE返信をくれる友人、その心の余裕と広さを実感するのである。月が改まり今年もあと2ヶ月、二度と帰らない「今」をさらに大切に過ごしたい。
メールもLINEもそのままだと次第に見えなくなる構造
人生は何事もすぐに行動である
「あとで」はやらないに等しいとさえ思う。
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