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青島に宿る縁から

2023-05-13
今朝もまた青島の影に祈りを捧げる
豊玉姫&山幸彦に縁結びと夫婦和合のご利益を
宮崎の縁・青島の縁

宮崎に移住する原点は「青島」の地にあると思っている。公募採用面接を受けるために前泊の地を探す際、宮崎市街地ではなくかつてONもキャンプで宿泊した青島の宿を迷わず選んだ。小中学校の時から野球雑誌の写真で憧れていたホテル、長嶋茂雄・王貞治という偉大な野球人の心が宿るホテルから新たな人生を開拓しようとしたからだ。長嶋茂雄さんは監督時代、キャンプ中は毎日必ず青島神社へランニングで戦勝祈願の参拝をしていたと宿の人に聞いた。王貞治さんはこの地を気に入り、別荘を所有していたという話も後に聞いた。ホテルの屋上に設けられた露天風呂の朝風呂に青島を眺めつつ、僕自身の新たな人生が始まることを予感していた。あれから10年、僕が思い描いたように公募採用に合格し採用され、予想以上の素晴らしい宿縁に恵まれ今を生きている。

山幸彦は兄の海幸彦が大事にしていた釣針を失くし途方に暮れていると、潮の神シオツチの翁が「海の神ワタツミの宮」に行きその宮殿の門のそばの木の上に座っていれば良い事があると言われる。そこでは釣針が見つかった上に、山幸彦は美しい豊玉姫と出会い結婚する。地上に戻り海幸彦に釣針を返した際に、仮の宿りとしたのが「青島神社」であると言い伝えられている。豊玉姫は妊娠して山幸彦を追いかけて地上を訪ねる。この後に豊玉姫出産へと神話は続くが、この夫婦の愛情の深さが青島神社のご利益の縁起となっている。「失くした釣針を海中に探す」なぜかこれは僕のかつての生き方のようでもある。教育現場か研究か?現場の楽しさか、研究が成し遂げられる達成感か?様々な模索を続け、現職教員として大学院という名の「海の神ワタツミの宮」に潜り込み、研究の道を歩けるよう「学位という釣針」を得ることができた。そして青島のご利益よろしく、豊玉姫と結ばれて昨日で4年となる。青島のありがたき宿縁に感謝。

あの日と同じように爽やかな晴天
親友が商いを営む地でもある青島
豊玉姫&山幸彦に毎朝のように「幸」を祈り続けている。


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