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それぞれの持ち場ー今を生きている同世代

2023-03-02
友が美味しいと言ったうどん屋で
友がTV出演しているという不思議
そして宮崎の今を誇る果物たちを売る親友の店へ

弥生3月、気温に寒暖差はあるものの春の陽光が眩しくなってきた。2月は短歌関係の行事が目白押しであったが、それに加えてWBC日本代表合宿のおかげで野球を楽しむ時間も多かった。少年の頃から後楽園球場(現東京ドーム)に地理的に近い環境で育ち、長嶋さんと同世代の父は熱狂的な巨人ファンであった。その影響でV9終盤や第一次長嶋政権・藤田&王トロイカ政権・第二次長嶋政権の野球に夢中になって生きて来た。中高時代はもとより大学時代や初任校では、僕が「熱狂的巨人ファン」であるのは有名であった。父が長嶋さんと同世代であるのと同様に、僕自身も同級である巨人選手の当時の活躍にはすこぶる詳しい自信がある。その経験のおかげで、この宮崎で知り合うことのできた友がいる。感染拡大への対応も変化して来た今年、3年ぶりにその友と宮崎で長い時間を共有できた。もしかすると少年期に『月刊ジャイアンツ』のキャンプ写真で見ていた情報を、僕はいま宮崎で生きているような気持ちにさせられた。友にとっての「宮崎」は、選手時代の思い出が満載である貴重な「身を立てた土地」なのだとあらためて思った。

宮崎で美味しい「釜揚げうどん屋」として友がTV番組で推した店を、この日は昼休みに訪れた。キャンプが終わっても店前に並ぶ人気ぶりであったが、ふと食券を買いに店内に入るとTV番組で友がWBCの解説をしていた。これぞ不思議な縁、なぜ友が好きなうどん屋に来て、友をTV生出演を観ることができるのだろう。早速、釜揚げうどんと魚寿司の写真を送ると番組出演後に「明日も出演します」と返信があった。その後は、週末に親しい大学教授が開店した東京の店を訪問する予定なので、宮崎の旬の果物を「開店祝い」として贈ろうと親友の店へ。「晩白柚」というザボン系の大型柑橘類は、「太陽が昇るような輝き」に見える縁起物でお店に置くのにも適している。さらには「せとか(高級柑橘)」や「金柑たまたま」などを添えて、豪華なセットを親友が組んでくれた。お店のWeb上の情報を見ると、既に胡蝶蘭などは多く贈られた様子。やはり「宮崎の今」を贈るのがよいと考えた。そんな人との親交を、宮崎の親友が見事に演出してくれる。やはり、人には「生きているそれぞれの持ち場」がある。その分野でいかに「プロフェッショナル」であるかどうか?「プロ」なのはプロスポーツ選手のみならず、僕たち個々がどれほどの「プロ」であるかが、日々の生き方で試されているのだろう。

ありがたき友とありがたき宮崎の縁
WBC日本代表の試合を観るに「解説」を聞くというもう一つの楽しみ
今を生きている同世代の友よ!ともに自らの持ち場で楽しく生きよう!


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