積極的行動支援で生きてみよう
2023-03-31
「✖️」「ダメ」「罰」を与えるのではなくできること・やってみたことを肯定的に
真の前向きとは何か?今あらためて考える
大学院教育学研究科修士に在籍していた時、「共通科目」として自らの専攻以外の単位を取得する必要があり「発達障害論」を選択した。当時は中高現職専任教員だったので夕方遅い時間枠だったというのが選択の一義的な理由であったが、履修していくうちに担当の先生の特別支援教育への情熱とどんな分野へも開いて考えるべき思考であることに魅せられ、かなり入れ込んで学びを深めた。履修している学生も多様な専攻の者がいて、次第に毎回のように講義後に先生も伴い呑みに行くようになった。そこで学んだことは決して「障がいのある方」への「特別」な教育ではなく、あらゆる「教育」いや「社会」で必要な考え方だと常識を正されることが多かった。単位取得が成された後も、先生や履修者の仲間と呑み会をすることも多く、現在でも先生や数名の仲間とは連絡を取れる関係である。前置きが長くなったが、そんな意味で現在所属の学部でも「特別支援」に関することには、思いを寄せてみたくなることが少なくない。
大学院で学んだ当時は「ノーマライゼーション」という概念で、健常者と障がいを持つ人がともに学び合う環境のことが語られていた。最近は「PBS(積極的行動支援)」という考え方が、大変に気になっている。健常者も障がい者も分け隔てなく、「主体的」で「できることを伸ばす」姿勢で教育に向き合うことだ。従来はむしろ、「ダメ出し」することが「教育」というような考え方が横行していた。例えば「国語」でも、間違った漢字を書いたら「✖️」を付け、授業中に音読して読み間違ったら「ちがう!」と言われて訂正される。誤解のないように言っておくが、何も「誤り」をそのままでいいという訳ではない。「書いたこと」「(音読)で読めたこと」を「積極的行動」として褒めつつ、何が「誤り」なのかを主体的に気づかせることが大切だということだ。「ダメ出し」をすることで「漢字を書き、文学を音読することの楽しみ」を子どもたちから奪ってしまいかねない。従来から「学校」では、「清く正しく」のみが強制され過ぎたのだ。いや、「学校」のみならず職場でも家庭でも仲間や家族を、「できることを伸ばす」姿勢で「ダメ」と言わないことが、生き生きした環境を作る秘訣であるのは確かだろう。
「罰を与える」と子どもらは周囲に同じような仕打ちをするらしい
家庭でも誰彼を問わずに考えてみたい「PBS(積極的行動支援)」
久しぶりに大学院の恩師に連絡を取ってみようと思う。
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口を開き蛸壺から出て大海を見る
2023-03-30
3年間のマスクが与えた身体への影響なるべく人と接しない生活習慣
いつまでも感染は侮れないが前へ進むために
3年前のあの異様な3月は、たぶん一生忘れられないだろう。豪華客船・ダイヤモンドプリンセス号内の集団感染が報じられている間は、多くの日本人は他人事のように思っていた。だが次第に国内にも感染の波が襲い、3月29日には志村けんさんが70歳にして感染による肺炎で急逝され昨日で3年であった。この感染症が人類の生存さえも脅かすものだという恐怖が、日本社会に充満し始める契機であった。さらに10年前の「豚インフルエンザ」が一時的に流行した際に、一部では予測できた呼吸器系肺炎を引き起こす感染症の拡大が世界を呑み込み始めたのだ。現在の朝の連続テレビ小説「舞いあがれ」では、主人公・舞ちゃんの夫・貴司くんがフランスを訪問し滞在している間にロックダウンという設定が描かれている。こうして3年前の現実がドラマになると、あらためて僕たちが遭遇して来た人類史的な感染症の世界次元での拡大という事実を回顧しつつ今後の生き方を思わないではいられない。
マスクが誰それ例外なく日常品となり、人との接触をなるべく避けることが常態化した3年間。あくまで今後も感染症への対策は考慮しつつ、失われた3年間の日常を僕らはさらに新しくせねばならないのであろう。まずはマスクを常にして喋ることで口の開閉を怠けさせ明瞭な発音のできない発声が、無意識に定着している我々の言葉を見つめ直すべきだろう。物理的にマスクが声を遮蔽することも手伝い、教室での学生の発言の多くがくぐもり気味である。教員養成を旨とする所属学部の学生を育てる上で、これは憂えるべき問題である。また国内外へ見聞を広めることも、ほとんどが避けられてきた3年間。野球観戦・音楽ライブ・諸々の講演など、人が集まる場を避けてきたことで、僕らの感性や感覚に悪影響は出てきていないのだろうか?まさに蛸壺の中の蛸のように、僕らは世界から隔絶され大海を知らない了見の狭さのうちに生きている気がしてならない。赤児は母からの免疫が途切れた後、むしろ雑菌に晒されることで自己の免疫を高めるそうだ。幼少の頃に麻疹・おたふく風邪・水疱瘡などは罹患した方が良いという考え方があると聞いた。新型コロナは特に高齢者は罹患してよい感染症ではないが、それは過去のインフルエンザも同様だった。この3年間でどのように行動すれば感染し、何をすれば感染を防げるかを僕らは学んだ。3年は費やした人類の学びを活かし、再び人と人とが繋がる日常へ前へ進むように生きたい。
野球が観たい、人と会いたい
朗読もカラオケも教室での笑い声も
「取り戻す」のではない「前に進める」のである。
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明るさと暗さを受け止めてー宮崎の空
2023-03-29
起床後は太陽の光をあびるほうがよいとか就寝前はスマホ画面の光を受けないほうがよいとか
明るさ暗さと人間の心身と
日常の生活であれば、小欄はなるべく季節を問わず同じ時間に書きたい。起床後は睡眠中に前日の記憶が整理され、その人にとって必要と思われることだけが脳内に保存されているとも云う。何を重視し何を削除するかもその人の意識次第なのだろうが、となれば小欄の内容の積み重ねこそが自分自身が生きる道標にもなる。早朝の同時間に行動をすると、窓の外の日の出時刻が次第に早まって来る。特にお彼岸を過ぎたこの時季は、東の空が茜色になる時間帯が急速に早まる印象だ。「春はあけぼの」と平安時代から美しさがもて囃されて来たが、「紫だちたる雲」の素晴らしさは時代を超えて格別である。実家にいる頃から、自らの机の前の窓が東向きであったことから、「朝焼け」の回数をたぶん誰よりも多く見ているかもしれない。今もまた、やや雲が多いながら東の空が茜色になっている。
宮崎に住むようになって、明らかに空をたくさん見るようになった。高村光太郎『智恵子抄』に「智恵子は 東京に空がないと言った」とあるが、大正・昭和の時代から「東京」には「空がなかった」のかと思う。東日本大震災の記憶も何処へやら、今も高層ビルが乱立し続け「空を突き刺す」かのようで異様な空間がかなりの面積で広がっているのが東京だ。航空機で羽田空港に着陸する際の空は、喩えようのない濁りに見えるようになったのは宮崎に住んでからだ。光太郎のみならず、若山牧水も歌人としてやむなく東京に住んでいたが、妻の療養で三浦半島へしばらく保養に出向いたり、最終的には富士を仰ぎ海を遥かに見渡せる沼津の地に移り住んでいる。大空と大海と、その果てにある一粒ほどの我が命。そんな思いで人間の小ささを意識すると、あらゆるものへの感謝が湧き上がるものだ。今日も陽はまた昇る、それが当然のことなのかどうか?大空の顔色を伺う必要がありそうだ。
帰宅時間にまだ明るさを感じるように
太陽と空の青さに感謝する日々を
生きるということ いま生きているということ
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サーバントリーダー〜個別傾聴共感コミニケーション
2023-03-28
組織の一人ひとりの話に耳を傾ける上意下逹ではなく個々の最適な力を引き出すために
構成する個々に主体性があってこそ組織は活性化する
「サーバントリーダー」聞きなれない言葉であるが、『現代用語の基礎知識2019』に見出しがあり「部下を支えて協働できるリーダー」とある。「サーバント」は元々は「召し使い。使用人」(『日本国語大辞典第二版』)の意味で、「パブリックサーバント」とは「公務員」のことである。英和辞典を繰ると「servant」には「(ある目的・用途のために)役立つもの(動物・道具・機械)」(『ランダムハウス英和大辞典』)の意味見出しもある。どうやら心理学的な分野から使用され始めたようだが、組織のリーダーが頭ごなしに命令的に振る舞うのではなく、構成する個々人の考えに傾聴し共感することで組織をまとめていく姿勢のことを言うようだ。このリーダー像を僕たちは、この1ヶ月間で目の当たりにして来た。そう!WBC日本代表の栗山監督のチームにおけるリーダーシップのあり方である。その姿勢は、代表入りした日本プロ野球やMLB選手たちを結束させ、何よりも個々のスペックを最大限に発揮させたと言ってよいだろう。
もちろん、その栗山監督を長年信頼して来たダルビッシュ有や大谷翔平が組織を活性化させたのも確かだろう。大谷翔平がベーブルースまで遡らなければ成功例がないほどの「二刀流」を、プロ入団時から支えて来たのは何を隠そう栗山監督である。この大谷との信頼関係一つをとってもそうだが、やはり本人の意志を尊重し可能性や周囲の抵抗を溶解させ納得して進まなければ成り立たなかったことだろう。少年野球や高校野球では、未だに監督が絶対者でありその意のままに動くことが強要される悪弊がしつこく存在するものだが、日本野球が米国を倒し世界一になるためには新たな監督像が必要だったと言い換えてもよい。昨今の組織では「トップダウン」こそが効率的で活性化させるような誤謬もはびこる世の中だが、特に個々の構成員のスペックが高い場合にこそサーバントリーダーの存在が大切になるように思われる。まさに誰一人取り残さず、スタッフなど下支えする方々にも敬意を忘れない姿勢こそが、組織を新たな次元に引き上げるのである。
中高教員時代にクラスや部活でやって来たこと
個を尊重し耳を傾け共感して主体性と協調性を引き出すこと
構成員を「サーバント」にして来たこの国の危うい慣習を今こそ断ち切るべきだ。
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夢でなかった飛距離と球速ー米国MLBの意識を変える力
2023-03-27
外野席の看板や最上段への本塁打球速は100マイル(160Km)を超えてゆく
もはやスモールベースボールでない本場を変革させる野球へ
今月は本当に久しぶりに野球狂の魂が燃え盛る時間が続き、未だ尾を曳いている。それは「3度目のWBC優勝」というのみならず、日本における野球のあり方を考えるべき時に来ているからだ。一部で報じられる経済効果や視聴率からみる野球人気という点と裏腹に、少子高齢化を迎える社会において「世界」を目指す野球選手を今後もさらに発展的に輩出できるかという不安を拭い去れるのかは大きな課題だろう。確かに高校野球を中心に顕在していた旧態依然の体質も、かなりメスが入れられて来たようだ。科学的なトレーニングが導入され、指導者の隷属的な強制もなくなり選手自らが考えてできる環境が多くはなった。今回のWBCで活躍した大谷翔平・佐々木朗希・山本由伸らが最初から平然と160Kmを超える球速を投げることは、象徴的な現象であろう。また大谷翔平・村上宗隆などの本塁打の飛距離は、東京ドームの看板直撃やMLB球場の最上殿席に突き刺さるものがあり、かつての日本選手とは破格のパワーを見せつけた。大仰にいえば、十分に「ワールドシリーズ」クラスの選手が多数、具体例を挙げたのみならず日本代表の中に存在することを示している。
僕が小学生の頃、シーズンオフの11月ぐらいに「日米野球」という企画試合があった。大人たちはよく「奴ら(メジャー選手)は観光ついでに試合をしている」というようなことを口走った。そして当時の後楽園球場の照明の看板に打球を当てたとか、球速なども計られなかったが「豪速球」などと報道が囃し立てていた。当時よく語られた「メジャー選手は日本選手相手に本気にはならない」というような言い方が、現在も年代によってWBCなどに対して口走る人がいる。しかし2006年2009年の日本の2連覇、そして今年は米国を決勝で破った力を見せつけたことで、「本気でメジャー選手の(日本野球への)見方や意識を変えている」と言えるではないかと思う。特に今回の大会は、犠牲バントや犠牲フライでの得点に結びつく戦術が採られるケースもほとんどなかった。準決勝のサヨナラ場面において、過去の日本代表なら確実に「4番でもバント」である。事実、ある放映の解説者は「村上に代打でバント」と予想をしていた。だが周知のように栗山監督は「4番のお前に任せた」と言い、前打者の吉田も四球を選んだ後に村上を指差して「お前が決めろ」と言わんばかりであった。結果は周知のようにセンターオーバーフェンス直撃のサヨナラ打であった。それが翌日決勝の同点本塁打にも結びつき、さらには岡本の本塁打も呼び込んだ。戦後の長いプロ野球史において、ようやくメジャーと平然と肩を並べる時が来たのだ。3年後の大会に向け、また選手個々はメジャーの舞台に向けて、その上で日本プロ野球をどうするか?この熱狂を「にわか」で終わらせないために、ファン個々が考えねばならない問題でもある。
イチロー・翔平が変革させたメジャーの意識
あらためて多くのファンが日本プロ野球を観戦してほしい
有言実行、4/8(土)に宮崎で開催されるソフトバンク対西武のチケットを買った。
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宮崎在住10年目の日にー生きる出逢いのすべてに感謝
2023-03-26
2013年3月25日、東京を発ち宮崎へ来た日この地でどれほど温かい方々に出逢えたか!
そしてまた10年前に見送ってくれた東京の仲間たち
「10年ひと昔」というのは既に古い、という時代感が世間では囁かれる。だがやはり「10年」というのは生きる上でも大きなまとまりであり節目である。社会の変化の速度が上がったと言うならば、「5年×2」とか「2年半×4」とか考えてもよい。一つの「時間のまとまり」として回顧すれば、納得できることもあり後悔することもあり。さらに流れては止まらない自らの人生を局部的に俯瞰し分析したり思いに浸ったりできる。宮崎に来た10年前、僕は大きな希望を持ちつつも初めての地方暮らしや東京の仲間と離れることの愛惜などを抱え込みながら、今住んでいる自宅の近くの賃貸マンションの一室に入った。越して来た当日の2013年3月25日、何をしたか?確か桜が今年よりも早く咲いており、綺麗な所属学部の前の並木の光景を写真に収めている。夕食は今は無くなって焼鳥屋になった、マンションに隣接するファミレスで食べたような気もする。などと考えて妻と夜のウォーキングをしていると、「最初に逢った夜にファミレスで話したね」と妻が言った。
10年間のありがたき宮崎の数々の出逢いに感謝しつつ、東京で僕を送り出してくれた仲間のことも思い出した。この10年間は、明らかにその前の5年間・10年間と連なっている。博士号取得に自分のすべてを掛けた日々、そして取得後には公募採用へ向けて応募書類を出し続け「不採用通知」を考えられないほど受け取り続けた日々。その先行きの見えない不安をいつも支えてくれた、他業種の仲間たちの温かい眼差し。人生とは自分だけで翔ばねばならない空、泳がなければならない海であるのだが、鳥たちの「止まり木」のような、冷えた身体を暖める島のような、そんな仲間yと場所がどうしても必要なのであろう。もちろん根幹を支えてくれる妻や親や親族は大切だ、だが懐を深く苦しい空を飛び、荒波を越えて泳ぐには、支えてくれる人々の声が求められることを、この「20年間」で知った。温かく大切な関係を意識すれば、相互に「助けられた」と思っていることが少なくない。自らが「温かい気持ち」でない限り、「あたたかさ」には出逢えないということだろう。
「人生を楽しむとは?」
この10年間、さらにその前の10年間で少しわかった気がする。
いま再び原点を見据えて今日から宮崎での11年目が始まった!
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卒業式への思いー「発達段階の移行の完遂」
2023-03-25
通過儀礼としての「卒業式」学びの集約とその後へ引き継ぐ思い
「心の故郷」と思われるように学生に向き合えたか?
所属大学の卒業証書授与式が、フエェニックス・シーガイア・コンベンションセンターで挙行された。近々にこの会場では、「G7農相会合」が開催される国際的基準を満たした場所である。東京にある大学が武道館などを借りて挙行しているのを考えると、決して引けを取らないかむしろ豪華な会場と言えるかもしれない。学生たちにとって一生に一度の時間にあたり、このような場所が用意されるのは誠にありがたいことだ。毎年のように小欄にも書いているが、僕は卒業式に特別な思いを持っている。自らの小学校・中学校・高等学校・大学・大学院修士・博士号授与式と自らは人生で6回の「修了」の儀式に臨んだ。だが高等学校については、大学入試日と重なり欠席をせざるを得なかった。そんな意味で高等学校での締め括りや引き継ぎの記憶や思いが曖昧で、心に特別な思いを抱き難い。「卒業」という事実は何ら変わらず、いただく「証書」にも変わりはないのだが、やはり「通過儀礼」の一つとしてその場にライブで臨席することの意味は大きい。
「通過儀礼」とは辞書によると「人が生まれてから死ぬまでに経過する、誕生、成人、結婚、死亡などに伴う儀礼」(『日本国語大辞典第二版』)とある。さらに「ユング心理学」によると、「イニシエーション」と呼ばれ、「『死と再生』のテーマが、原初的な無意識のイメージ(元型)として人類に共有されており、これが発達段階の移行を完遂させる役割をもつ」(『有斐閣現代心理学辞典』)とされる。この考えに拠るならば、学びの「発達段階の移行の完遂」を確かめ合う儀礼として「卒業式」は大変に重要だということになる。このような面が意識化していた大学・大学院の「学位授与式」としての意味合いは、僕自身にとっても大変に大きかった。その「儀式」に参列したことで初めて「母校が母校になる」ような感覚となり、「心の故郷」として燦然と自らの精神史に刻まれるのだ。このような意味で、新型コロナ感染拡大で普通に挙行できなかったこの3年間にも「儀礼」としての思いだけは届けたいという大学教員としての強い思いが僕にはあった。参列は卒業生と教職員に限られたが、華々しく着飾った卒業生らとともに僅かでも時間が共有できたことに、この上ない喜びを覚えるのである。
自らが4年間をいかに指導してきたか?
ゼミの学生たちの独り立ちの日としての喜び
学生生活の四分の三がコロナの影響を受けた学生たちがその思いを未来へ繋げる。
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モード切り替えー広い懐を持つこと
2023-03-24
「プロ」とは切り替えが上手いこと自分を常に更新できる広い懐が欲しい
後悔せず次の高みを目指しただ前に進むために
巷間では成田空港に多くのファンが出迎えたように未だWBC優勝の熱狂が冷めやらぬ中、米国MLBの開幕を目指し大陸に残った人たちがいる。すぐさま各自のチームのスプリングトレーニングに合流し、優勝の祝福を受けつつも視野は既に1週間後の開幕にある。大谷翔平は、早くも日本時間25日にアリゾナでマイナー相手ながら当番調整をし、30日の開幕投手としての準備をすると云う。吉田正尚はチームに帰り、英語で「疲れているよ」というような本音とも思える返答をしてジョークかのように周囲を笑わせたと云う。入団初年の大切なスプリングトレーニングにも関わらず、チームがWBC参加を許可したことを大会中の大活躍で恩返ししたチームとの良好な関係が見えてくる。素人からするとあれだけの闘いをした後ゆえ、ゆっくり休ませてあげたいと思うだろうが「プロ」の意識はそうではない。2006年の第1回大会から大会開催時期には物議を醸し出しているが、真の日米頂上決戦が現実的になった今、11月などの開催も考えていいような気がする。
米国のMLBに限らず、日本プロ野球も30日にパ・リーグ、31日にセ・リーグが開幕を迎える。源田遊撃手の右小指骨折の影響なども心配されるが、「プロ」とはましてや「一流」とはこうした切り替えができる人のことをいう。モードの違う状況に置かれても適応し切る力、そして栄誉も後悔も引き摺らない潔さだろう。かつて初任校で高校教員をしていた頃、野球部員らのモード切り替えにそんな潔さがあることを体感した。高校生ゆえに時に「栄光」を鼻に掛けてしまうことがないわけではない。僕ら教員への態度に、その先の大会の成績が反映していたと言ってもよいだろう。あくまで謙虚にありながら、勝ち得たものを栄養にさらに成長していく。そんな高校生が「プロ」になるのだと実感した。「国語」を教えていたこともあるが、様々な教材に理解力を示し、自己表現も巧みで文章も潔く書く。そんな態度を備えたものが「プロ」の世界に入って行った。僕は彼らの姿勢を見習い、自らも「国語・文学」の「プロ」を目指そうと思い立ち研究の道に入り25年以上の月日が経過した。同時に周囲や社会情勢を見つめて、広い懐を持つこと。WBCのにわかな熱狂だけで終わらない成熟へと社会が向かうため、選手たちの姿勢から学び取りたいと思っている。
今日を「プロ」として生きるために
3年間の閉塞感から社会として抜け出そう
今日もまた懐の深い心で前に向かって歩こうじゃないか!
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駄目と思わずイメージを紡ぐー北の大地で思い描いた世界への視野
2023-03-23
WBC3度目の優勝!!!栗山監督「イメージしたことしか起こらない」
「勝つために憧れるのをやめましょう」(MVP大谷翔平・試合前のチームへの声掛け)
「スライダーで空振り三振」不思議と過去3度の優勝場面は全て同じケースになった。大谷翔平がエンジェルスの同僚として親交も深いマイク・トラウトを、3-2のフルカウントから切れ味鋭いスライダーで三振に討ち取った。あるTV解説者は「ストレートによる力と力のぶつかり合いか」と興奮気味に最後の投球を予想したが、当該解説者も現役時代に速球とともに得意としていたスライダーを翔平は選択した。大会全般を通してスプリット(フォーク)が抜けると本塁打を被弾するケースも目立っていたこともあるだろう、制球の上でもストライクが確実に取れ甘く入らない選択であったのではないか。宮崎合宿中にダルビッシュ有が多くの若手に「スライダー」を伝授し、それに応えて若手投手のスライダーの切れが増したことが思い返される。2006年第1回MVPの松坂大輔がそうであるように、世界を斬れるのは日本の伝家の宝刀「スライダー」なのかもしれない。かくして優勝を成し遂げた後に、宮崎合宿初日からチーム作りをしてきた栗山監督の苦労と忍耐とに思いを馳せた。
「物事はイメージしたことしか起こらない。自分が駄目だと思ったら、そちらへ向かってしまう。」こんな趣旨の栗山監督の信念があったと云う。彼のイメージの中には、大谷翔平が優勝投手になること、そこに世代を渡すかのようにダルビッシュ有が繋ぐこと、また準決・決勝で村上宗隆が本塁打や打点を上げることが、宮崎、いやそれ以前からイメージされていたのだろう。日本ラウンドの闘いからすると試合を締めるのは大勢投手であろうが、日本が世界に誇れる宝の豪華リレーを栗山監督は演出した。優勝したので考えるのだが、ダルビッシュがソロ本塁打を被弾して1点差に迫られるのも大きな演出のように思えてくる。2009年の優勝投手・ダルビッシュ有から大谷翔平へ、そんな日本野球界全体を考えた繋ぐイメージを栗山監督は描いていたのだろう。その前提として先発の今永から戸郷・高橋宏斗・伊藤・大勢の日本プロ野球の名だたる投手らの継投も素晴らしかった。それに村上と岡本の本塁打2本、ヌートバーの内野ゴロの1打点、最低限の得点での勝利だった。大谷翔平は「最後に1点勝っていればいい」と語っていた。それもまさにイメージ通り。高校生の頃から「曼荼羅チャート」などで将来の理想のイメージを、大谷翔平が作り上げていたのは有名だ。「二刀流」を一度も「無理」と思ったことがないのもまた、日ハム時代からの栗山監督と大谷翔平が「イメージ」を共有した賜物だろう。「青年よ大志を抱け」と北海道で築かれたイメージが、世界を制したと言えるのかもしれない。
日本の優勝を祝い懇意にするお店へ
即断即決の行動により当日に祝勝会を実施できた
否定しない、肯定的なイメージを持って人生は歩むべきと日本代表は教えてくれた。
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Faithful(信頼できる)ーWe believe 我慢して好機を待つこと
2023-03-22
君は「村神様」を信じていたか?本人も「バントがよぎったが、栗山監督がお前に任せる」と
そして激しく降る雨の中、僕は牧水にFaithful 吉日
この時代に生きていてよかった!球史に残る試合を、僕たちは生中継で見届けることができたのだ。「最後に1点でも勝っていればいい」と大谷翔平が大会中のインタビューで答えていたが、その通りの試合となった。メキシコに終始、先制3ランを浴びるなど苦しみ続け、本大会打率450(4割5分)の一番打者・左翼のアルサレーナの小憎らしいほどの守備に好機が何度か阻まれた。日本プロ野球の若手2大エースは先発・第2先発の責任範囲の失点で抑えたが、吉田の同点3ラン本塁打が出るまでは、メキシコの先発投手に封じられ明らかに劣勢な試合であった。更なる2失点が重く感じられた終盤、代打・山川穂高の犠牲フライでの1点で首の皮1枚が繋がった。9回裏、何より先頭打者・大谷翔平の打撃と激走、2塁上に到達すると日本ベンチに向かい「盛り上げろ!自分たちを信じろ!」といわんばかりの鬼気迫る眼で大きなジェスチャーをした。続く吉田正尚はこの熱い場面で冷静な四球で歩く。本塁打を打った力みなど何もなかったのもMLBから信頼厚い契約を獲得した要素だろう。この場面では、ベンチも冷静だった。すかさず1塁ランナーに日本一の俊足・周東佑京を送り込んだ。かくして「村神様」を打席に迎える準備が整ったのだ。
「野球」は「間(ま)」と「待つ」競技であると僕は思っている。球を呼び込まなければ好打は生まれず、最後の一瞬に指先で弾かなければ好投はできまい。チーム内ではもちろんであるが、ファンとしても選手を「信頼できる」ことが何より大切なのではないか。また「信頼」とは「盲信」することではない。イタリア戦から村上宗隆の打順を5番に下げたオーダーにしたことには、僕も大賛成であった。結果としてこの打順がこの日のサヨナラ打を呼んだのだ。昨年の「3冠王」であるという誇りだけを妄信をすれば、むしろ本人を追い込むことになるだろう。このサヨナラ打の歓喜の輪を映像で見ていて、宮崎キャンプ初日に村上宗隆に最接近できた時のことを思い出した。選手通路を移動する際に、俯き加減な表情にはやや重圧を背負ってしまった眼が読み取れた。本大会に入ってからの彼は、同様の眼が続いていた。だがこの日のサヨナラ打の後には、ようやく昨年の「3冠王」の眼に戻った。ファンとして日本代表の選手を「こいつは駄目だ」などと言うのは簡単だ。だが夫婦も家族も仕事でも、大切なのは「信頼」ではないだろうか。栗山監督は「我慢の試合になる」とも語った。だが村上宗隆を世界の「3冠王」にするためには、胃が痛くなるほどの想像を絶する「忍耐」があったはずだ。「批判」や「クレーム」ばかりの世の中で、日本代表チームがあらためて「Faithful(信頼できる)ーWe believe」を教えてくれた。
午後は昨年9月17日に台風で中止となった牧水祭の鼎談へ
FaithfulーWe believe Bokusui 詳細はあらためて小欄に記すことにしよう
けふもまた「Faithful(信頼できる)ーWe believe」決勝の米国戦を期待したい。
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