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「旅」は続くのだろうー「迷わず行けよ/行けばわかるさ」

2022-11-06
「なにゆゑに旅に出づるや、なにゆゑに旅に出づるや、何故に旅に」(牧水)
友と和しあらたな己を見つけ新しい朝が来る
「この道を行けばどうなるものか/迷わず行けよ/行けばわかるさ」

新型コロナ禍となって約2年半、「旅」というものが接触機会という観点から否定されてきた。未だ再びの感染拡大や、インフルエンザとの併行流行などの懸念は残る。しかし航空会社の業績回復の報や街に外国人観光客の姿を見るに、だいぶ事態は改善してきたと見てよいように思われる。「危ぶむなかれ/危ぶめば道はなし/踏み出せば/その一足が道となり/その一足が道となる」冒頭から引き続き示したのは、アントニオ猪木さんが引退時に朗読したとされる詩である。我々は「感染症」そのものの脅威に怯えるあまり、旅に出て「新しい朝が来る」ことまでを放棄していないだろうか?好きな音楽ライブを聴き、新たな街に出逢い、友と和して「己の今」を見つめ直す。「旅」とは決して単なる「場所の移動」にあらず、様々な「鏡(鑑)」に自らを照らし現在の自分の表情を見るためのものだろう。アントニオ猪木さんは、亡くなる直前まで衰弱した自らの姿も映像に晒し「迷わずいけよ/行けばわかるさ」を実践した。人生は「旅」であり「開拓」である。そんなことを、僕たちは猪木さんに教わった。

今回の僕たちの旅、桑田佳祐さんにライブで出逢い、仙台の街とグルメに出逢い、旧友との素敵な語らいの時間に出逢い、銀座の街の「今」と東京在住の妹に出逢い直した。少なくともこの2年半の僕の仕事上の苦しさも辛さも支えてくれたのは、妻と桑田佳祐さんの音楽だ。妻を伴い桑田さんのライブに行けたのは、大きな意味があった。また仙台の街を久しぶりに訪れたのは、奇縁ともいってよいほどのタイミングであった。また東京の旧友夫妻は今夏に宮崎を訪ねてくれ、夫婦揃っての再会を果たした。さらにもう一人お会いした親友が夫婦で会えたことを喜ぶとともに、次のような趣旨のメッセージをくれた。「あなたと会うと『リセット』できる。『続き』であり続けるにはリセットし続けるのが良いのかも?」と言うのだ。人間は変わらないではいられない、細胞は日々新陳代謝をくり返しているのだ。親族と友だちと街と音楽と、人間は美味しいもの以外からも栄養を得て日々を生きている。冒頭に記した若山牧水の自問自答の歌であるが、自らに問い続けるとともに、自然と人と場所と出逢い続けることこそが人生なのだと教えてくれる。2年半の大いなる「リセット」、PCは更新をすれば確実に動作が軽くなるだろう。

桑田佳祐さんとすべての友に感謝
新たに大きな力をいただき新しい朝がやって来た
くり返す「迷わず行けよ/行けばわかるさ」


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