餃子購入額・購入頻度日本一になった宮崎市
2022-02-09
宇都宮市・浜松市を抑えて初の栄冠競うものではないとは思いつつ好きな食べ物として
短歌県日本一と併せて宮崎を楽しくするちから
標題の報がSNSを通じて流れ、思わず「やった!」と声を出して喜んだ。餃子が名物として有名な筆頭が宇都宮市、それを追走していたのが浜松市だが、この2市以外で初めての栄冠であると云う。日付が近づいたバレンタインが典型であるが、特にその由来は分からずともお祭り気分を演出することは少なくない。この餃子に関しては、総務省の家計調査を元に「焼き餃子協会」が集計したもので、宮崎市は1世帯当たり年間購入額の平均支出が4184円、2位浜松市3728円、3位宇都宮市3129円とダントツの1位であったようだ。また100世帯当たりの1ヶ月平均購入頻度も1位宮崎市1031回、2位長崎市846回、3位大津市818回だそうで、全国平均は656回であると云う。どうやらコロナ禍という社会情勢もあって、巣篭もりがお持ち帰り餃子の支出を後押ししたようだが、それも全国共通な条件下での集計である。1位を目指すにあたり「宮崎市ぎょうざ協議会」などの団体が工夫と苦心を重ねて悲願の達成とも言えるもので、「やればできる宮崎」の体現であるように思う。
従来から好きな食べ物を挙げろと言われたら、ベスト3に「餃子」と言っていた。実家があった街に「銀座」と呼ばれる商店街があって、その交差点の目立つ場所に餃子屋台のような販売店があった。「銀座」は実家から母とともに子どもの足で徒歩15分ほどは要しただろうか、通常は近くの商店街で買い物を済ますが、特別な日に「銀座」まで買い物に出向き「おでん」とともにその「餃子」を買う日が小学生の頃は好きだった。その「銀座」には大きな文房具屋さんや小デパートのようなスーパーで玩具も販売していて、そこへ出入りできるのも楽しみだった。どうやら僕はその1ヶ月に1度程度の特別な夕餉としての「餃子」から大好物となったのではないかと思う。こうした意味で、再び宮崎市で「餃子」が盛んに販売されているのは嬉しい限り。既に協議会のメンバーで「餃子王子」と呼ばれている方と懇意にしており、諸々と次なる構想を語り合っている。現在は宮崎市のみであるが、高鍋町などとも連携し全県的な動きの芽も出てきたようだ。新鮮で豊富な野菜に美味しいブランド豚肉など、「宮崎餃子」は地産地消としても大きな魅力がある。密かに「餃子」と「短歌」のコラボレーション企画などを考案しているところである。
有名プロ野球選手OBと出逢ったのも餃子店
皮の歯応えと餡の充実度
全国のみなさま!ぜひ宮崎の餃子をお試しあれ!
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