野菜・芋と味付けのことなど
2021-11-18
外食の味の濃さが身体に堪える野菜を意識して摂らないと不足する
宮崎の「お家ご飯」を堪能する
先日、久しぶりに炒飯・餃子をいわゆる街中華で食した。食材の鮮度や豊富さ安さにいたく満足している宮崎で不満があるとしたら、「街中華」がないことぐらいだ。むしろ餃子に関しては専門店や販売店が充実しており、今年は現在のところ宮崎市が餃子売上日本一を邁進していると聞く。店舗で食する場合もあるが多くが持ち帰り、家で他の野菜や肉などとともに焼きや鍋として餃子を加えるというわけである。コロナ禍であったこともあるが、ほとんどが「お家ご飯」となって最近はすっかり薄味に慣れている。味覚というのは慣れの問題なのだろう、薄味が普通となれば身体が次第に対応してくる感覚だ。ということは逆に外食やコンビニ飯が続くと、その「万人受けする味」に身体が慣れてしまう。外食産業やコンビニは誰しもが「美味しい」と感じるように味が濃いのが必然だろう。どのような味に身体を慣らすかが、10年先の健康に大きく関係するように思われる。
ほぼ1週間分の食材を週末に買い込むようにしているので、その際の籠の中身で食材の要素が可視化できる。野菜がどれほどあるか、豆類(納豆・豆腐・厚揚等)とともに魚類と肉類、もちろん卵も必須である。大きく野菜とタンパク質とのバランスが、肝心であるように思う。出汁はなるべくいりこか昆布で天然物を使用、化学調味料をなるべく使用しないで自然塩などで仕上げる。要は「癖になる濃い味」に浸らないことだ。食材そのものの味とともに、九州のやや甘い味を上手く活かすことである。昨晩は、大変に自然の甘さが詰まった甘藷(唐芋・さつまいも)の味噌汁をいただいた。多くの人が意識するわけではないが、宮崎では「薩摩の芋」ではなく、「甘藷」という名称にこだわる人もいると聞く。どうやら芋類を食べなくなった日本人の食生活によって、昔はなかった病になる傾向も強いという指摘もある。肉の旨味と野菜の甘さと自然素材の味を、十分に楽しめる身体でありたいものである。
西洋的な食生活への傾斜を見直す
お米や芋の繊維質と野菜類の恵み
ありがたき宮崎の食生活。
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