東京2020オリンピックの行方
2021-03-03
東京五輪はどうなるのだろう?全豪オープンテニスが開催できたのは
「今日、明日にも決断せねば」ということ
「今日、明日にでもまずは無観客と決めないとならない」報道番組に出演していた山口香さんが強く訴えていた。JOC委員である同氏は、その他大勢が口にしないことを歯に衣着せぬ口ぶりで公言して来ている。だが同氏の考え方や物言いが本来は大勢を占めねばならないはずだ。首相の国会答弁や都知事の会見を見聞きしてもあまりに他人事、「開催はする」とはいうのだが、果たして「東京(その他競技の開催地域)」の感染対策はどうなるのだろうか?正直いって国内の感染対策をやっと実行している現状で、世界から選手団や関係者を大量に受け入れらられるのだろうか?ましてや観客となると論外とも思えて来て、山口氏の賢明な意見に大いに同意したくなる。
全豪オープンテニスが観客も入れて実行できたのは、オーストラリアの国を挙げた徹底した感染対策の賜物であることを知るべきだろう。1人でも陽性者が出れば、錦織選手が一時隔離されたように徹底した姿勢を貫く。航空機内の感染対策としてチャーター便の使用・都市レベルでのゾーニング(感染危険地域を作らないために隔離を大規模に実施する)などこれまでの同国が実施できていた対策の延長で十分な対応になったようである。その全豪オープンテニスの十何倍もの選手団・関係者が見込まれる東京五輪、首都圏の医療体制は自国の患者対応でも逼迫していたのに、果たして外国からの選手団まで行き届くのか。否、もし五輪選手団を優先した医療が行われるとすれば、首都圏の市民が医療を受けられなくなる懸念があるのではないか?検査体制の拡充ももう1年間言われ続けているが、どれほど改善されたかは未知数である。
もう3月となった
島根県のような地方からの意見も
無理に実行することが果たして国の真価なのだろうか?
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