「やさしい夜遊び」の最中に地震が
2021-02-14
放送中に東京でも長い揺れが東北地方を震度6強が襲う
桑田佳祐さんのラジオに流れる「港町ブルース」
昨夜11時7分頃の東北地方を襲った地震は、震度6強マグニチュード7.3であったようだ。しばらくは同程度の地震に警戒と気象庁は伝えている。休日の寝込みを襲うような時間帯、僕は「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴きながら「今揺れてますね、東京地方!」という桑田さんの生の声でその一報を知った。「東京でこんなに揺れるのは久しぶりだ」という桑田さんの声に様々なことを予想した。首都直下系なのか?あるいは千葉・茨城沖系?はてまた10年前と同じく東北沖系なのか?10年前のあの日に仕込まれた感覚を呼び覚ますような出来事である。テレビを即座に点けると福島沖震源の震度6強、あらためて地震列島であるこの国を憂えた夜となった。
「やさしい夜遊び」では「我が心の男性ボーカル特集〜邦楽篇」という内容であって、リクエストとともに桑田さんが推奨する日本の歌手の曲が掛かっていた。奇しくも森進一さんの「港町ブルース」がかかり、「宮古・釜石・気仙沼〜」が森さん独特のあの声で流れた時には、今回の地震で被害はないものかとあらためて宮城・福島の安寧を祈った。DJとして桑田さんも語っていたが、昔は恋心に寄せて全国の港町を旅するような曲があったものだ。他にも堺正章さんの「さらば恋人」内山田洋とクールファイブ「噂の女」そして、北島三郎「帰ろかな」など昭和の名曲が並んだ。いずれも演歌として日本の津々浦々の酒場で流れた楽曲であろう。この列島の人々が音楽で繋がっていた往時を、羨ましく思う「夜遊び」であった。
新型コロナに加えて再び地震が
福島も聖火リレーの出発やソフトボールの会場なども
あらためて10年という自然のちっぽけな時間の中にいる自覚を。
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