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日々の磨きが明日をつくる

2021-02-13
試験薬を塗りつけ歯磨きの点検
前回の指導で入念にした「つもり」だったが
行動習慣や思い込みが適切な磨き方を阻害している

1ヶ月ぶりに歯科医に通院した。前回には歯と歯茎の点検を受け、歯磨きの方法について指導を受けた。それ以来、夜の歯磨きには時間をかけて入念に実行してきたつもりだった。しかし、今回もまた前回と同じような傾向で「磨けていないところ」があり、なぜできていないのかを考えさせられた。歯に表側と裏側があるが、どうしても裏側が十分に磨けていないそうだ。それは表側から磨くゆえに、必然的に裏側にかける時間が十分でないという行動習慣に拠るものだと云う衛生士さんの説明であった。確かに外見上のことも意識すると、朝を含めて表側に偏った磨き方をしているかもしれない。その行動傾向に自らが気づいていないことに、他にも「これでいいのだ」と思ってはいるが適切でないことがあるのではないかと考えた。

また長年染み付いた「磨き方」はなかなか修正できないものがある。磨くべきは歯と歯茎の間が肝心ということだが、どうしても白い歯そのものの部分のみを磨きがちだ。力の入れ具合・ブラシの動かし方・歯ブラシの角度等々で今まで思い込んでいたことを改善せねばなるまい。「生活習慣病」と言われるものはいづれもこのような日常の「行動」によって創り出されるのではないかと、あらためてその怖さも感じた。そして、前回より歯茎の出血という点では改善されているところも多く、意識すれば改善できる成果も見えたと指摘された。歯は栄養を摂取する大切な入り口であるとともに、言葉を発する上において僕の場合は商売道具とも言える。高齢化社会において80歳で何本の歯があるか?が大きな指標であるそうだが、長寿の方をTV等で観ると大抵は歯が丈夫な印象がある。身体全体の健康はまず「歯」からであろう。

こうした指導をしてくれる歯科医
治すのみならず予防を啓発してくれる
日々の積み重ねが明日の健康な歯を約束してくれる。


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