オンライン講義を語ろう
2021-02-10
附属図書館学生支援創発活動「オンライン」講義の1年を振り返り
学生との対話機会が必要なのでは・・・
月1回開いている附属図書館学生支援創発活動ミーティング。この日は定期試験最終日ということで設定したが、学生の参加は少なかった。参加者が自由に語り合って学生自身の「創発活動」を支援していくのが主旨であり、教職員も「会議」という建前ではなく実現可能かは別として実行してみたいことを対話することが重要である。話題の中心は「絵本コーナーの子ども向け備品」「オンライン講義の1年」「『国語』嫌いはなぜ起きているか?」などであった。これまでは「活動」に焦点が当てられて来たが、こうした学生の身近な話題を対話する場として、附属図書館が集う場となることも重要な機能であるという気づきがあった。
教員のFD活動においては、この1年間の「遠隔講義」を振り返るプログラムが進められている。だが全国のどこの大学でもそうだが、講義を受講した学生にとって「オンライン講義」はどうであったか?を振り返る機会が大切であろう。この日の対話はあくまでさわりであったが、参加した学生と教員では「オンライン講義」への評価に差があった。あくまでコロナ禍におけるやむを得ない「応急処置」であったのか?あるいは対面講義では備えられていなかった要素が学びを充実させたのか?「オンライン・オンデマンド」の功罪を複層的な視点から振り返る必要があることに気がついた。また大学の学びにおいても高校までの「国語力」がいかに活かされるかが大きな問題であることも真摯に考えるべきという気づきもあった。新たに参加した学生が新規な視点で対話する。小さな「創発」を繰り返すことでしか、前へは進まないであろう。
図書館に来ない人のための雰囲気作りなども
来月はこの日の延長戦で「オンライン講義を語ろう会」
附属図書館は大学の心臓であり脳血管である。
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