新型コロナが暴く素顔
2021-02-04
どう生きていたか?困難に耐え得るか?国民が納得する政治をしてきた国か?
基礎基本の姿勢や体力をコロナが暴く
オーストラリアでは全豪オープンテニスにおいて、満員の観客がほぼマスク無しで入場し試合を行うことができたという報道を観た。番組によれば第1波・2波の経験から学び徹底した感染対策を採り、第3波は見事に抑え込んだのだと云う。昨年の春先から、例えば海外からの帰国者は離島に2週間は隔離する政策などに注目していたが、そうした丹念な積み上げの結果である。当該番組によれば、ロックダウンに国民は十分な協力を惜しまない原因に、日頃からの政治社会の健全さがあるのだと分析していた。国家財政一つを取っても黒字で、税金を預ければ必ず報われるゆえに不満はないという社会が実現しているからであるようだ。他に環太平洋でいえば、ニュージーランドや台湾なども適切な対応と経験からの学習で感染対策に成果をあげている国がある。
これは何も「国」ばかりのことではないように思う。「普通のことが普通にできなくなる」事態に対して、僕らは備えある生活ができているかということだ。普通の「授業」ができなくなった時に、その目的や内容を十分に把握できており、どうしたらオンラインでも有効な授業づくりをできるかが教育の分野では問われている。要は日常から基礎体力を養い、基本となる姿勢が健全であるかによって難局での対応は大きく異なるだろう。第二次世界大戦の経験やその後幾多の自然災害を経験してきて、この国は何を学んで来たのだろうか?世界が例外なくこの難局に見舞われ、このウイルスが各国の各人の素顔を暴いている。ゆえに「言い訳」は「世界」において通用しない。「いつ元に戻るのか?」と考えるのではなく、今もまた「前に歩む」ことができるかが問われている。
今年度の総括の時期になった
「オンライン授業」が大学をどう変えたのか?
「丸裸で勝負しな」とコロナは訴えているのだろうか。
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