たまきはる我が友なりけり
2018-07-02
人生でこの人と出逢っていなければいまの自己を形成し得ていない
魂と命の友のありがたさ
いま此処、にいる「我」が形成されているのは、この人との喩え難い接触・交流があったからだ。このように、今までもそしてこれからも思えるありがたい親友の存在。米国在住の親友が一時帰国しており、久しぶりに逢うことができた。友人は多くあれども、まずは相互に交わす対話の深度が明らかに違う。お互いのよきもあしきも、ほとんどわかり合っている。あれこれと話題を探さずとも、自然と伝えたいことをそのまま話せる。その時間密度は、甚だ濃密である。いまの「我」に迷いあれば、あらゆる状況を伝えてその方向性を示唆し合うことができる。
出逢う必然と運命とがあって、人は人生の舵を様々な方面に切り返したりもする。その「出逢い」になぜ?は、あるようでないものだ。きっとそれは魂で通じ合っている間柄なのではないかと真剣に思えたりもする。「ソウルメイト」と言う語彙しか当面は見当たらないものの、感覚としてはやまとことばで表現したい友との関係である。「命」にかかる枕詞「たまきはる」が、ふと思い浮かんだ。その「我が命」そのものも、両親とその周辺の人々との喩え難き関係性から成り立っている。友は、米国というステージで生きることを選んだ。僕はいま、宮崎という舞台で自らの「たまきはる」我の燃やす道を選んだ。相互のステージ・舞台の設定が整って来たいま、この対話の意義があまりにも大きいものだと悟った。
人と出逢うことで生まれ来る道
対話を繰り返し新たなる価値観を見つめあい
そしてまた新たな出逢いを待ち望むいま
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