ゼミ納めー討論力は1日にしてならず
2017-12-20
卒論の最終発表そして納会へと
語るちから聴くちから
年内ゼミの最終回は、4年生の卒論最終発表。発表者も他の者も忌憚のない意見を出し合える雰囲気がある。「他者の発表に意見を言わないのは、聴いてないに等しく失礼にあたる。」という姿勢を前提としている。昨今の若い者は、こうした討論を「怖い」といって忌避する者が多いと云うが、まずはこのリアルな対面の討論でこそ、人間的なコミュニケーション能力を養う根本があるように思われる。
ゼミ後の夜は納会へ。ここでもまた今年1年を振り返りながら、さらに様々な話題を忌憚なくやり取りする。現職教員をやっている卒業生2名も駆けつけてくれて、話題もまた豊富である。今年のゼミは和歌文学会の開催を中心に実に多忙を極めた。その渦中で4年生は教員採用試験を乗り切り、自分なりに将来への道を拓いた。前向きにいかに自分と向き合うか、そんな意志を起動させる仲間こそがゼミの仲間ではないだろうか。夢ある将来へ向けて、様々な発想を語り合う宵の口であった。
討論力は日常の姿勢から
多様に語り合う環境を創ること
コミニケーションそしてノミニケーション。
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