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海に日は照る そのちからもて

2017-12-19
日向市から宮崎市へ
実に素晴らしい海の光景を観る
そして疲労回復には、ポークステーキと地元温泉へ

東京での和歌文学会例会・忘年会から引き続き、宮崎県日向市での「マスターズ短歌甲子園」の週末が終わった。この間あれこれとメールや電話でご連絡をいただいた方々もいらしたが、なかなか落ち着いて返信等もできず、すっかり失礼をしてしまっている。数日間の疲労もあり、この日は日向市でややゆっくりし、美味しい朝食をいただいて態勢を整え直した。小欄の更新も日曜日に関しては珍しく怠り、羽田空港と機内で原稿は書き上げていたが、通信環境が整った場所で管理画面から記事をアップするのを忘れてしまっていた。ほぼ365日上げない日はないので、余裕のなさを自覚する結果となった。それゆえに、日向市にて2日分を連続でアップした。

午後の講義へ向けて、日向市から宮崎市へ向けて東九州自動車道をひた走る。そこからは、朝陽がきらめくほど美しい日向灘の表情を観ることができる。水平線のまろび、天のちから、そして我が地上でこちょこちょと時に追われ、網の目の中で藻搔いている魚のようにも思えてくる。網の目を破り大きな海で自由に泳ぐがごとく、牧水先生よろしくもっと自然との親和を胸に悠然と構えていればよいなどと、この宮崎の景色からいつも教えられる。午後2コマの講義、教室に入ると不思議と疲労は忘れる。まさに自分の泳ぐべき場所だと、心身が自然に反応する感覚だ。それだけに講義後には、極端な疲労感に再び襲われた。ジムへ行こうと思いきや、「勇気を持って」断念。馴染みの洋食屋さんでまずはポークステーキで栄養補給、まだこの代物が食べられるのなら余力はあるのだろう。その後は近所の公共温泉へ。やや塩分を含んだ独特な泉質が、再び「海の恵み」として心身に力を与えてくれる。帰宅後、すぐさま就寝。何よりも睡眠がこうした状態を回復させる。静寂極まる環境がもたらす安眠も、宮崎の自然がくれる大きなちからでもある。

平常心に戻ろう
心身を落ち着いて見つめ直し
今年もあと2週間となった。


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