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心身の固まりを解く宵のうち

2017-12-07
日々寒さが押し寄せる師走
身体の冷えからくる凝り固まり
日常の動きにも注意して温める

さすがの南国宮崎でも、寒さが厳しいと感じられるようになった。日中の気温も10度台前半、朝晩は一桁前半を示すことも少なくない。週間予報によれば週末には最低気温がマイナスとなるとあり、さらに朝の布団から出るのが辛い日々となりそうだ。体感する「寒さ」は一時的に衣服や暖房で温めることはできるが、身体全体が「冷えた」状態であることにより、様々な影響が出てきているようにも思う。何より筋肉が硬直しやすくなり、凝り固まりやすい肩甲骨周りや腰周辺の可動域が減少しているような自覚がある。こんな状態では日常の些細な動きによって、筋を違えてしまう危険もある。何事もそうだが、固く剛強に見えるものは脆いものである。

暖かい時期には「筋トレ」プログラムに専心していたが、ここのところ「ヨガ」などに参加する率を高めるようにしている。深く長い呼吸を意識することで内臓を含めて活性化するようで、身体の内部から温まってくる。夏の暑さで出る汗とは違った種類の汗が流れ、身体各所の具合を自らの感覚で一つずつ尋ねていくような時間となる。決して無理はせずポーズによって曲げられない箇所があれば、自分の可動域を尊重し周囲に合わせる必要もない。冷えて硬直の激しい場所、例えば脹脛(ふくらはぎ)などは、思いもしないところで負荷がかかっていることを知る。まさにヨガの基本理念は「内観」すること。外側に向かった意識を内側に向ける。この作用を意識的にできるようになることが、表現の上でも大切であるなどとも考えつつ瞑想で無になる。

ヨガの後、温浴とミストサウナ
乾燥した肌の表面に水滴を満たす
そして寝室の室温と布団を温めて就寝へと向かう。


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