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教員はエンターテイメント

2017-06-13
演じて伝える力
本気でなりきれる心
教員はエンターテイメントでなくては

学部附属小学校の鑑賞教室にどなたか招聘できないかと昨年来、担当の先生から依頼を受けていた。そこで、できれば子どもたちの視点が変わる楽しい教室ができる方がいいいと考え、あれこれと手配を進めていた。結果、今回は声優の渡辺菜生子さんにお出でいただくことになった。菜生子さんは、著名な「ちびまる子ちゃん」で「まる子ちゃん」の親友「たまちゃん」役を演じる実力派声優である。声優さんが絵本を利用して読み聞かせをすることも興味深く、2校時内の約70分の時間を、どんな展開をするかが楽しみであった。最初に自己紹介となるが、キャラクターの「声」を出すだけで、子どもたちからは驚きの反響。それは、「声優」という仕事への憧れも伴う「キャリア教育」としても貴重な時間となったことが確信できた。

一冊の絵本の読み聞かせが終わると、絵本の中のいくつかの場面を子どもたちが演じるワークショップとなった。ユニークなキャラクターの心のこもった言葉、それをいかに表現するか?〈教室〉での「音読」というのは、往往にして「文字」を「読む」ことから脱せず、「心」なき「音声化」になってしまうことが多い。それをいかに「生きたことば」「伝わることば」にするかが大きな課題だと最近は考えている。だが、菜生子さんの登場キャラクターの特徴を深く捉えた読み聞かせを聞いた後であるからか、子どもたちは実に生き生きした声で台詞を演じるように表現した。やはり優良な「見本」は、何にも代え難い教育効果を生むものである。さらには各担任の先生方も子どもたちから逆指名を受けて演じる場面があった。肝心なのはここで怯まない教員の姿なのだと実感した。すべての担任の先生から校長先生に至るまで、実に個性的に台詞を演じる光景は、この上なく微笑ましい教育の場であると豊かな気持ちでいっぱいになった。

やはり「本物」に「ライブ」で触れる経験
そして物怖じせず体験する前向きなこころ
教員もまた「見本」たる「エンターテイメント」たれ

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