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疲労は知らぬ間に身を・・・

2016-10-28
朝から元気に活動開始
だが昼食を食べた後の身体の重いこと
「疲労」は突如として顔を覗かせる

日常から比較的「元気な人」のように、周囲には受け止められていると思う。健康に対して日常生活で幾つか留意していることもあり、例えば「大学ではエレベーターを使用しない」ことも貫いている。研究室は4階にあるのだが、よほどの荷物がある時とか来客を同伴した時以外は、すべて階段を使用している。東京在住時と大きく違うのは、自家用車の利用により1日の「歩数」が意識しないと極端に減少してしまうことだ。概算であるが公共交通機関を利用して通勤をする東京での生活歩数を毎日「1万歩」とすると、自家用車ばかりで生活をすれば1日「2000歩」に満たない場合さえある。これは確実に身体を退化させてしまう「生活習慣」であるように思われる。(現に宮崎県の「肥満率」は全国でも高いというのは、こうした自家用車生活も大きな要因ではないのだろうか。もちろん美味しいものが沢山あることもだろうが)そこで授業でもなるべく学生たちの間に入り込むなど教室を巡り歩くことを意識したり、事務所や印刷室に行くなどの階段を使用する行為も、むしろ非効率的に何度でも上下するようにするだけで、1日の歩数は「7000歩」程度までは上がることがわかってきた。この「習慣」においては、「疲労」と相関関係がある範囲ではないことも申し添えておく。

この日は、朝から大学からほど近い小学校での「朝の読み聞かせ」時間を訪問した。僕のゼミ生を中心にした「地域と創るプロジェクト第2弾」の開始である。4名のゼミ生たちが、朝の15分間というお時間をいただき、絵本を1冊ずつ1・2年生の児童たちに読み語った。教員志望の学生たちにとって、現場で直接に子どもたちと触れ合うことの意義はこの上なく大きい。また当該小学校は、小規模校であるために学生などの学校外の人々と触れ合って、表現活動をすることは社会性を養う上で重要であるといった信念を校長先生も実践していらっしゃる。そんな充実した時間を経て、大学へと戻って会議を1時間強。その後、甚だしく空腹を感じたので生協の購買で弁当を買い求めて食した。すると自分でも制御ができないほどの倦怠感に襲われて、しばし研究室の椅子でぐったりとしてしまった。「動かそう」と思う身体は、「疲労」を隠蔽し前に進める。思わぬところで「疲労」の正体と出会った思いがした。だが、その自覚なき「虚飾の元気」こそが恐ろしいのだとも悟った昼下がりであった。

夜は親友の店で
店主も同じように「疲労」が蓄積しているという弁
暑さも残る秋に、身体を養生することも大切な使命であるという思いが深まる。
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